記事一覧
サイケアルバム探訪⑤ Bwana/Bwana
お久しぶりです。
私はとても気分屋なので、備忘録ついでに始めていたnoteも気が付けば1年以上触ることを忘れていました。
これからもこのレベルで気まぐれでやっていると思います。
このアルバムについて2年前にブラジル音楽の魅力に憑りつかれてからというもの、更にワールドミュージックを掘り進めるようになっていた。ブラジルサイケからボサノヴァなど普通のブラジル音楽にはまり、アフロサイケにはまったらハイラ
聴いてこなかったサイケ定番どころを聴いた
このタイトルでこのアルバムのジャケを貼ったなら大体の人がこのアルバムを聴いてこなかったのかと思うだろう。
その感想は全くもって正しく、サイケ好きを自称しながらサイケの入り口定番どころのクリームを全然聴いてこなかったのである。
今年になってから私はサブスクに入り、折角色んな音楽を聴けるのだからと今週はCDを所有していなかったサイケの定番作を色々聴きあさってみた。
Cream/Disraeli G
もっと80'sのネオサイケは評価されるべき
いいたいことはタイトルの通りですが...。
最近は音楽雑誌の古いバックナンバー漁りにはまっていて、特に気になるのがサイケ特集の号。
読んだのが大体00年代ごろのバックナンバーで、その時の時流もあるのだろうが大概取り上げられるのは60年代ごろのバンドやアルバムであり、その後のポストパンク、ネオサイケのバンドはちょっとだけ触れる程度か、全く言及されないことが多い。
私目線で見るとこの80年代ごろの
サイケアルバム探訪 Spacemen 3/Sound Of Confusion
アルバムについてサイケロックの定義として、60年代後半に流行したドラッグ体験などを表現したロックか、その時期に活動していたバンドを指すことが多い。
なので、以降に登場した音楽性やサウンドにサイケデリックの影響がある音楽やバンドは総じて「ネオ・サイケデリア」というまた別の区分にされることが多い。ただ年代で分けただけかと言われると、60年代とそれ以降では録音やサウンドメイク、新たな技術が登場しているた
ゆらゆら帝国⑥「ゆらゆら帝国のしびれ」
アルバムについて所持:済
好き度:★★★
前作「ゆらゆら帝国 III」から2年後の2003年に発売されたアルバムで、「ゆらゆら帝国のめまい」と同時発売された作品である。
そのため、めまいとはジャケットやCDデザイン、収録内容全てが対となっている。これら二枚のアルバムは同時期に制作された曲をテーマに合わせて振り分けたとされており、今作はバンドサウンドにとらわれずにリズムマシンの導入や一定フレーズ
ブラジル音楽が大好き!③ Os Mutantes/Os Mutantes
1968年に発売されたブラジルのサイケロックバンド「ムタンチス」のデビューアルバム。
ムタンチスとは60年代当時、軍事政権下にあったブラジルに対してカエターノヴェローゾとジルベルトジルが中心になって起こしていた音楽的なムーヴメント「トロピカリア」に参加していたバンド。
トロピカリアというのはブラジルの伝統的な音楽に英米のロックの影響を混ぜ合わせた音楽性で、ムタンチスはビートルズを中心に当時流行の