80s RAF(イギリス空軍)クォーツパイロットクロノグラフを、60sスタイルのクロノグラフをベースに作りました。
連続で申し訳ないですが、仕込んでいたモデルの撮影サンプルが
2週に渡り上がったので、先週に続きお披露目です
僕のルーツは、ファッションも時計も大きくミリタリーが関わっています
特に腕時計は買い始めた頃は、若造でもヴィンテージが買えていた時代。
たくさんのミリタリーウォッチを手にしてきました
その多くは、アメリカ軍とイギリス軍
古着はアメリカもの一辺倒だったのですが
まだ当時オリジナルの官給品の19mm G10 NATOが入手可能だった事もあり
イギリス軍ヴィンテージを好んで入手しておりました
当時のG10オリジナルのボロボロの中古でも
現在は数万円するほどに高騰し、もはや実用性を遥かに逸脱してます
そのイギリス軍ミリタリー
ロレックスの5517が多く知られていると思います
(僕も1度しか見たことがありません)
そう、みんな大好きなサークルTがダイアルに鎮座するモデルです。
イギリス軍ミリタリーウォッチは、1980年代に入りクォーツモデルが登場します
それと並行して、夜光塗料もTマークのトリチウムから、プロメチウムへ
そして、ルミノヴァへと移行します
T → P → Lと言う系譜です
そのT期とP期に、なんと国産メーカーがクォーツクロノグラフを納品しております。
ファーストジェネレーションとセカントジェネレーションで、インダイアルの配置が大きく変わります
もちろん両方格好いいのですが、やはりファーストが言わせません。
ファーストは友達が持っていますが、僕も数回しか見たことがありません
とにかく格好いいですが、今では恐ろしい価格でしょう
それより、一番の問題はメンテナンスで
古いクォーツだけにパーツが無く、修理出来ない場合も少なくはないです
そんなファーストモデルをコンセプトに気兼ねなく使える様に
WMTに落とし込みたかったのです。
オリジナルは反射しない様に、マットケースで埋め込みのプッシャーです。
今回、架空のテストサンプルをイメージして
1960年代手巻きクロノグラフオマージュのGP1 Classicを採用し
ダイアルをデザインした、アーバンなミリタリーモデルです。
今回、WMTオリジナルのミリタリーストラップをセットしておりますが
(RAFストラップタイプのロングループです)
やはり、フェニックス社のG10 NATOを合わせたいところ。
今、現在
ヴィンテージのみならず、現行ですらフェニックスのG10は入手困難…
うちもオールブラックしか在庫が僅か
メーカーも22mmしか在庫なく、年内の再入荷は難しいかも…と言った状況です。
やはり、グレーが落ち着きますね。
最近は、偽物も出回っていると聞きますフェニックスG10
是非、正規取扱店でご入手されてください。
と言う訳で、宣伝ではないですが2回に渡りご紹介させて頂きました。
この時計、かなり格好いいですのでオススメですぞ
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