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ノスタルジーとエクスタシーの融合、それがどうぶつの森

こんばんは、峠野です。

タイトルはド適当。つーかエクスタシーって何?テニミュのキャラソン(?)にそんなんあるらしいことしかしらないよ…




さて皆さん、憎きコロナが蔓延りやがるこのご時世、ちゃんとおうち時間してますか?

ステイホームしてます?家でいえーいとか言ってます?とりあえず私は5000回くらい言ってます。…つまんねーギャグも大概にしろ


せっかくのGWを私も皆さんと同じように家で過ごしていますが、やることといえばゲームくらいしかないです。

本当にない。というか知っている娯楽がそれくらいしかない。インドア寄りだと自覚はしている。

ただ、私という人間は、まとめサイトみてるか、Twitterのフォロワーもそんなに多くないような全然知らないアカウントのツイートを漁るか、虚空を見つめて虚無に浸るか、くらいしかしてなかった、マジで無駄と虚無を落とし蓋をしてじっくり煮詰めた人間だから、「家で楽しく過ごそう!」とか言われても困る。酷。残酷。人類みんなが楽しく過ごすためのアイデアをいくつも持っていると過信しないでほしい。

…まさか人類みんなが星野源と勘違いしてないか?「おはよう、世の中」つって初っ端からスケールのでっけえ挨拶するような明るい世界の人間だぞ、奴は。歌番組でも毎度毎度「星野源でーす!」つって笑顔で自己紹介する陽キャも陽キャやぞ。


私はと言えば、おはよう世の中なんてとんでもない。「目覚めてしまったか、今日も」と嘆きから始まる毎日ぞ。世の中に挨拶?烏滸がましいにも程がある。せめてマンションの管理人さんが限界。あんな眩しい笑顔なんてできるはずもなく、目を合わせることも出来ず一言挨拶するんが精一杯よ。


今、求められている「おうちで楽しく過ごそう!」って言うのは、つまり「おうちで『みんなで』楽しく過ごそう!」ってことだと思ってる。

冗談じゃない。矛盾しとるじゃねーか。おうちでみんなで過ごせるわけ、、、、



ないこともないのが現代なんだよな、ややこしい。

インターネットが発達したせいで、人間はどこにいようとも、一人でいようとも、誰かと常に繋がっている状態になってしまった。

別に隣にいなくとも、同じ空間にいなくとも、オンラインで『会う』ことはいくらでもできるようになった。

現にオンライン飲み会だって、流行っている。


…本当に現代は、私にとっては生きづらい。


小さい頃は、興味のないことは興味のないことと割り切ってしまえたし、いつでも繋がっている状態ではなかったから、誰かの目なんて気にしなくて生きていけた。というより、私が見たものだけを信じて生きていくことができた。

あの頃私は強かった。


でもいつしか、いつでも誰かの存在が視界の片隅にある、そんな状況になっていて、私もそれに順応するようになってしまった。

誰かの目を気にして、誰かのことを気にして。

その度に、私は孤独を感じるようになった。

私は一人なのだと、誰かと繋がることで、実感させられるようになった。なんという皮肉か。



小さい頃、大好きなゲームがあった。

それが、ゲームキューブの「どうぶつの森+」だった。

一人で遊ぶのが大好きな私にとって、このゲームは実に魅力たっぷりだった。

誰にも邪魔されることなく、誰のことも気にすることなくなんでもできることが、私にとっては最高だった。

もう一つの私の世界があったような気持ちだった。現実世界では出来ないようなお金の稼ぎ方や使い方をしたり、借金に追われつつもそれを逆に生きがいにしたり、住民とずっと話したり、苦手な虫を捕まえたり、やったことのない魚釣りをしたり。

今でもあの高揚感を思い出すことは容易い。



それから20年弱経って、どうぶつの森の新作がSwitchで発売され、購入した。どうぶつの森シリーズはあと1つ「おいでよ〜」をDSでも少しプレイしていたので、私にとっては約15年ぶりのどうぶつの森シリーズとなる。


やれることが桁違いに増えていてとても楽しいのは事実。お洒落の幅も広がって、島も自分で変えられたり、家の周りをマイデザイン意外で飾れたり。毎日楽しくプレイできている。(任天堂はいい時期に発売したと本当に思う)


ただ、少し悲しいのが「誰かと繋がるのが前提」であること。いや、ネット対戦やらが常識である現代でならしょうがない、むしろ当たり前だとは思う。でもやっぱり、私にとってどうぶつの森は、一人で黙々と楽しくやるゲームだったのだ。


時代遅れだと笑うなら笑えばいい。


私の唯一の味方だったどうぶつの森さえ、なんだか遠くに行ってしまった気がして、とても切ない。

こうやって私は懐古厨や老害へと発展してしまうのだろうかと不安にもなる。


でも、やっぱりどうぶつの森はなんだかんだ楽しい。自由度が高い。家具のディテールがすごい。服が可愛い。毎日可愛い服を推し住民のジャックに渡すことが密かな楽しみになっている。


どうぶつの森の世界が、本当に羨ましくもなる。

社会人になって社会の荒波に揉まれつつある今、余計にそう思う。

住民は、今日もあしたも本を読んだり、筋トレしたり、人と話したりして、ゆったりした毎日を過ごすのだろう。

誰に責められることもなくて、みんながみんな褒めてくれて、助けてくれる温かい世界で。

私は誰よりも劣っている、優れている、なんて考え方は、彼らには通用しない。皆の個性を尊重し合うのだ。

金もすーぐかせげる。なんやあれは。カブずるやろ。たとえ自分の島で損しそうになっても、他の島行けばセーフってどういうことやねん。現実世界で例えるとパラレルワールドに旅することと同じやろ(同じではない)。

果物や魚売ればあっという間に1万単位で稼げるんやぞ???

あーーーーあ!!!!!お金が欲しいーーーーーーーッ!!!!!汚くない不労所得が!!!!!!欲しい!!!!!!な!!!!!!!!

結論:金が全て

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