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退院に向けて

順調な回復のおかげで、正式な退院日が決まりました。
予定通り退院できるように、着々と準備を進めています。

準備1:自分で傷口の処理

朝、シャワーを浴びつつ傷口を洗い、回診の時に自分で傷口の処置(薬を塗ったガーゼを貼り、包帯を巻く)ということをやっています。

傷口に貼るガーゼと薬

だいぶ慣れてはきたものの、相変わらず目を背けたくなるような痛々しい傷口です。
心の中で「私は特殊メイクを施され妖怪を演じている俳優だ」と思うことにして毎日何とか乗り切っています。

準備2:歩行練習

毎日何回もフロア内で歩行練習をしています。
本当は社会復帰を視野に長い距離を歩いてみたいのですが、感染症の関係であまりフロアから出ないように言われています。
(せっかく下の階にカフェや売店がありますが、入院中一度も行けず終いで残念です)

体力づくりのため、フロア往復以外にも、非常階段を1階から4階まで往復しています。
リハビリの甲斐もあり、歩行時に松葉杖がなくても歩けるようになってきました。
外を歩く時は不安なのでしばらく持ち歩くとは思いますが、室内では無くても大丈夫そうです。

ただ残念なことに、腰が痛い!
ずっと横になっていたのに急にガンガン歩かされて、腰も可哀想ではあります。
足より先に腰が限界を迎えそうなので、湿布を処方してもらいました。

準備3:健康保険限度額適用認定証

夫が同じ勤務先のため、全て手続きをお願いしました。事前に準備ができたので、退院時に慌てないよう早めに提示しました。

準備4:退院後の生活で必要な物の準備

病室にはあるけれど自宅には無いものを考え、少しずつ集めています。

例えば、
・介護用のお風呂の椅子
(今ある風呂用椅子では低すぎるため)
・ペットのトイレシート
(就寝時に傷口から出る分泌液を吸収するため)
・使い捨てゴム手袋
(傷口を処置する時に必要なため)
・ギプスシューズ
(包帯グルグル巻きで普通の靴が履けないため)
・身軽に動けるバッグ
(歩行時に両手を開ける必要があるため)

帰宅して困ることがないように、精神面も物品面も含めてあれこれ準備をしています。

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