先制ブロックすること、されることの意味について

悪意溜まりみたいな場所に100おれ声優一覧なんて置いておくな、とお叱りを受けたので、汚水処理文章を投稿することにするシリーズ2作目。

今日は掲題についてしゃべるのみ。
というのも、とあるゲームで知らない人からブロックされていることに気づいたユーザーがそれはもう怒り心頭といったツイートをしていたのだ。

自分も相手もそりゃ人間なので、ブロックすること、されることには意味がある。こと、つながりを持つ前にブロックするなんて相当な意志力がないと出来ない。偶然起こるものでもない。

なぜ先制ブロックするか。
それは非常にかんたんで、自衛のため。それから予防のため。これ以上の理由はないだろう。

ブロックされることについて過剰に反応する人たちは忘れているかもしれないが、ユーザーの多くは人間である。人間であるから、それぞれが個々の感情を持ち、それぞれの判断基準で動く。

評判を聞いて、あるいはなんらかの所作を見て、この人とは関わりたくないと思った。ブロックの理由はそれで十分だろう。
個人的には、友人として付き合いたいか付き合いたくないか、というだけの話であって、人格すべてを否定するわけじゃないし、ネットにはもっと沢山の人がいるからそっちで楽しくやってくれという気持ち。

仲良くしたいかどうか、という判断基準ってすごい重要だと思うんだよなぁ。
相手に合わせて物事を進めていけるかとか、相手の意志を汲んだ行動を取りたいかどうかとか……そういった部分を完全に無視して、意図がわかった上で相手に嫌がらせを働く人とかいるじゃないですか。
この世に存在する多種多様なハラスメントは、相手を理解せずに行われる事が多いですが、(仲良くしたいと思っていない悪意のある人など)相手を理解した上で的確な嫌がらせをする人もいるので、そういった手合から受けるストレスがなくなるのはとても重要なことです。


先述した怒り心頭だった人は「まずは話してみようよ!」とか言っていたけど、それサバンナでも同じこと言えんの?
ライオンとかチーターとか見かけたら逃げるでしょ。話してみるまでもない。危ないと思ったら逃げる。そうして人間は生き残ってきた。君子危うきに近寄らずって孔子も言ってた(実は言ってなかったらしいです)。

先制ブロックされた側としては溜まったもんじゃないでしょう。
悪意を向けたこともない相手から、明確な拒絶を叩きつけられているわけですからね。気持ちはわかります、ぼくだってされたことあるし。

まぁでも、相手からすれば鬱陶しいとかノリが合わないとか宗教が違うとか、いろいろあるんでしょう。
ぼくがやる先制ブロックの8割は「関わりたくない」が原動力ですけど。
唐突な自分語りですが、お金の使い方が気に入らないという理由で絶縁されたことがあります。すごい話ですね。

個人的には、ブロックという機能があるのであれば、どんどん使っていいと思います。それはサービスに提供されている権利だからです。
ただし、厄介なユーザーはそれに気づくとつきまといなどの面倒なことをしてくる場合もありますが、無視しましょう。誰かに相談するときは、ログの残らない手段や方法で。音声通話やリアルで会って話すなど。


ブロックとは、対象を否定する行為ではありません。ただ肌に合わなかった。それだけ。
もっと多くの意味を感じ取ってしまうのであれば、インターネットが向いていないんだろうなぁ。
大怪我する前に、現実に立ち返ってみましょう。
多くの場合、インターネットより現実のほうが優しい人が多いです。肉体には、相手に慮らせる力があります。実在ってすごいですね。

つまりは、インターネットごしだと忘れがちな「実在」を意識して生きていきたいですね。今日も誰かを傷つけているかもしれない。やさしい人間であろうね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?