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インスタントタイムカプセル

私の通っていた小学校はグラウンドはけっこう広くて、いろんな遊びが場所取りとかなしに自由にできたんですね。(サッカー、ドッジボール…etc)そこで子供らしく休み時間にいろいろ遊んでいたわけなんですけど、一つ私が本当にやりたくない遊びがありました。

鬼ごっこです。

私は小学生のころにサッカーをやっていたんですけど、如何せん足があまり速くならないまま(クラスで真ん中ぐらいにはなんとかなった)体力だけがついていきました。なので鬼ごっこの時には見つからないように隠れて、見つかり次第距離をとって逃げて、もし鬼になったら体力を活かして一人をずっと追いかける害悪戦法を取り入れてたんですよね。(めちゃくちゃ喧嘩になりました)

そんな私がいつも隠れている場所がありました。タイムカプセルが埋められている台の後ろです。この台、遊具のとなりかつグラウンドの入り口にあるので絶妙に邪魔なんですけどいい感じに隠れることができたんですね。(むしろこれぐらいしか隠れるものがない)

さて私がなぜこんな話をしているかというと掃除中に小学校のころの卒業アルバムを読んでいるからなんですね。掃除中に「あっこれなつかし…」ってなってすべてを放棄してしまう経験、割と普遍的なものではないでしょうか。
そこで私は思いました。タイムカプセルを掘り返して「うっわこれ懐かしすぎるwwwwうはははははwwww」ってなるのと掃除中に「これ古すぎwwwwうはははははwwwww」は同じ体験であり、同じ「うはははははwwwww」なのではないかと。強いて言うなら土を掘り起こしているか否かの話なわけです。
これは何を意味するか。そうです。家から懐かしいものを土に埋めて掘り返せば、タイムカプセルを掘り返した時の体験が数十年待つ必要なくお手軽に経験できるわけですね。つまりインスタントタイムカプセルなわけです。

やってみよう

今回埋めるのはこちら

土に埋められることを未だ知らされてないヨッシー

掃除中に発掘されたマリオシリーズのヨッシーのぬいぐるみです。小3のころにお小遣いを貯めて買いました。さすがに直に埋めたくはないのでラップにくるんであります。

埋めよう

心が痛む

ここで「俺何してるんやろ…」という感情が出ますが無視しても構いません。

分かりやすいようにタイムカプセルを埋めた位置が分かる印を作っておきましょう。


掘り返そう

掘り返すまでの時間はお好みで構いません。私は早く帰りたいので10秒ほどで掘り返しました。

砂だらけのヨシ男

これでインスタントタイムカプセルは終了です。

いかがでしたか?

この間友人と大学生の春休みはいらないと話していたのですがその通りだと思います。
山口でした。

おまけ

ヨッシーのケツに花火を括り付けて着火すればいい写真が取れると思ったのですがそうでもないみたいですね。物は大切にしましょう

ラップが完全にくるまってなくて薄汚れたヨッシー

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