パンタグラフ
みなさんはパンタグラフについてご存知でしょうか?
電車の屋根に付いている、架線の電流を導き入れる装置です。
そのパンタグラフですが、最近こういう型をしているパンタグラフが増えてきているのですが、
これはシングルアーム形と呼ばれるパンタグラフですが、何故このパンタグラフがあるのか気になってました。
普通パンタグラフってこういうタイプをイメージしますよね?
上は菱形、下は下枠交差形というパンタグラフです。
ちなみに下枠交差形は菱形の下枠部分を交差させた構成で、折り畳んだ時に線路方向の枠組みの長さが菱形と比べて短い為、屋根上の占有面積が小さくできるという特徴があるそうです。
では何故菱形や下枠交差形よりも頼りなさそうなシングルアーム形が増えてきているかというと、シングルアーム形は4節のリンク構成であり、上下の枠組みそのものは太く、菱形以上の強度と剛性を持っているそうです。
折り畳み時の屋根上占有面積が更に小さくできる事、構成部品が少なく調整やメンテナンスが容易である事、軽量化が可能な事等の特徴があるそうです。
技術的に頼りなくないという事ですね!
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