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マクドナルド創業者たちのすったもんだ劇

マクドナルドの創業者マクドナルド兄弟と、マクドナルドCo.の創業者レイ・クロックの話をご存知ですか?

とっても身近なマクドナルドの始まりと、それが全世界に広まっていく過程にはなかなかシビアなストーリーがあった。というのを私は1ヶ月前に初めて知りました。

簡単に言えば、マクドナルドの注文セルフサービス、提供スピードを上げるための調理システムと、紙パッケージでの提供を始めた創始者がマクドナルド兄弟。

そのシステムに感動して、マクドナルドを全国展開したいという野望により、ある意味乗っ取っちゃったフランチャイズ会社の社長が、今のマクドナルドの創業者レイ・クロック。

もともと、1950年代のアメリカで流行っていたドライブインは、駐車場に車が停まると[カーホップ]という配膳係が車まで来てメニューを取り、トレーやお皿に乗った料理を車まで運んでくるというシステムだったようです。イラストみたいな制服を着た、ローラースケート履いたイケてる女の子が来てくれるイメージ。

しかし、メニューの取り間違えや、カーホップのナンパ、若者のたまり場になったりしてあんまり売上が良いように伸びなかった。

そこで、マクドナルド兄弟は徹底的に効率化したドライブインを考案しオープンしたところ有名になり、効率をさらに上げようとシェイク用ミキサーを8つも注文しちゃったもんだから、ミキサー売りに来たレイ・クロックに結果乗っ取られた。

これだけ書くとレイ・クロックが悪者みたいに聞こえるかもしれないけど、私はそうは思っていない(これだけ書いといて)。結局は両者の目指す世界の違いだったと思う。その目指す世界への野心が、レイ・クロックの方が強かったのでは。

この辺のすったもんだの詳細が知りたい方には、映画「ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密」をおすすめします。今ならAmazonプライムで無料で見られるよ。

マックが食べたい!と思った時に、ドライブスルーで5分で購入できる礎を作ってくれたマクドナルド兄弟に感謝し、同時に帰り道に必ず店舗がある状況を作ってくれたレイ・クロックの手腕にも感服するのだ。

でもその流れで、「スーパーサイズミー」を見て、マックはやっぱり控えているのだ…

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