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【2024新年大邱旅打ち】収支ドマイナスで始める専業体験①「打たない」という選択も技量のうちって話(なお収支)

12月23日 午前9時

起床サテライトも4時起床で余裕の通過。むしろ今日からフルスロットで打つのでもう少し寝ていたかったのですが仕方ありません。おまけに10月~11月の38連勤からの12月の年末進行によって残業や休日出勤を重ねており、その疲労も抜けきっていなければポーカーの勉強も思うように進んでいない状態です。

今の心身を表すのに的確過ぎる2コマ

まぁ愚痴っていても仕方がありません。なんか毎回言っていますが、社畜における旅打ちとはバカンスとしての側面も含んでいるんです。特に今日は移動日、しかもホテルはカジノからほど遠い大邱駅前です。初日から飛ばして後半崩しても仕方がありません。のんびりいきましょう。

10時10分搭乗開始のはずですが、搭乗機の到着が遅れたとかで1時間近く遅れ、釜山空港には12時ごろ到着のはずが13時に。

釜山の空港である金海国際空港です。流石に仁川国際空港とは規模が違います。

大邱ではカジノや市内に2軒ほど両替ができるところはありますが、やはり大邱はソウルや釜山に比べると対外国人に対するサービスが未発達です。のでまとまった資金を今のうちに両替してしまうことに。ただ金海国際空港は釜山市内からやや離れており(地下鉄で40分ぐらいらしい)、大邱が目的地の自分としては金海国際空港~東大邱までのバスがある以上余計な移動は避けたい。

どうも空港内の銀行よりも、最寄り駅の両替所の方がレートが良いようです。というわけで行ってみましょう。

金海国際空港駅のマネーボックスさん。店頭の機械はどうも営業時間中は電源を落としているらしく、なかで両替しました。Currently rate、つまり本日このお店での日本円→韓国ウォンの交換レートは925.062。つまり100円につき925ウォンで取引されているようです。昨今の円安を考えればかなり頑張っています。大邱でのレートが読めないこともあり、普段は1万円ぐらいしか替えないのですが、10万ほどここで両替してしまうことにします。

掲示されているレート通りなら92万ウォンが出てくるはずです。

しかし出てきたのは90万ウォン。

店員さんは比較的流暢な日本語で「領収書出す機械が壊れたから領収書は出せない」とのこと。

おかしいなぁ。私の前でウォンを円に換えた女性にはレシートを切って渡してたのになぁ…。

ほーん…。

つまりお前、「やった」な?


なるほどなるほどそうかそうか、つまりお前は自分がパーテーションで仕切られてて守られてるのを利用して、韓国語でのやり取りはできないし、言語の壁を乗り越えてクレームを入れるほどの胆力のなさそうな陰キャを狙ってレートの端数をくすねているわけだ。領収書を切っちゃうとレートに対する金額がおかしい証拠になっちゃうから切れないと。そっかぁ。

じゃあこっちは陰キャなりにSNSを活用させてもらうね?


とりあえずXで愚痴ったうえでgoogle mapには☆1とことの顛末を全て日本語と英語で書きました。英訳が「もっと見る」に隠れてしまいましたが、同じような被害に遭った人が同じように書き込んでくれれば評価がたまっていくでしょう。これで評価4.8あるってすげぇよな。たまたま大外れの店員引いたかな?

その2万5千ウォンは持っていけよ。こっちはそれを「今起こったことを拡散してもいいよ」という料金として請求されたと受け取らせてもらうから。
両替所の中でもカメラ回してた方がいいのかな…。面倒そうな客だからこいつはやめとこうと思わせる要素が必要かもしれない。

まぁ今回は運が悪かったと思っておきましょう。

気を取り直して東大邱行きのバスを予約したら14時40分発でさらに40分ほど待ちぼうけ、バスも20分ほど遅延して東大邱駅に到着、そこから地下鉄に乗り換えて(正直端数パクられたことより小銭がないことによって5万ウォン札をどうにかして崩さないといけないことの方がうっとおしかったです)、


ここどこ?

変わんねぇなぁ…ここも(鼻の下をこする)。


ここから更に寒空の下、手をかじかませながらgoogle mapを頼りに進み、ホテルにイン。


2枚しかないのはこの2枚が部屋のほぼすべてだから。
トイレとシャワーの近さが過去イチ。

12/23,12/24はクリスマス周辺ということもあり、候補にしていたBnBは予約不可、東大邱および大邱駅まで足を伸ばすしかないということで、キャンセル不可なものの一泊5000円だったここにしました。極寒期の韓国ということもあり、床暖房やベッドに電気カーペットが引いてあるのは大きな評価点。逆にごみは自分で外まで捨てろと規則に明記されていたり、トイレとシャワーまでの距離が近すぎるのはマイナス。そもそもカジノから遠いのでリピートはしませんが、部屋にいればいるほどみじめな気持ちにならない時点でOKです。

チェックインして一息つくと、想定外の長旅の疲れからか頭が痛くなってきました。やはり今日はポーカーはやめておいた方がよさそうです。カジノ側に今日は行かないことを伝え、晩御飯を食べたらさっさと寝ることに。


ホテルまで歩いてたら本当に偶然見つけた

中華そばソルチョルスさん。17時過ぎにホテルを探して前を通り過ぎた時には人だかりができていました。券売機(キオスク)スタイルで、韓国初日でまだ心のガードが上がっていてもなんとかなりそうだったこと、寒かったので汁物で暖まりたかったので韓国一食目ではありますがここをチョイス。

恐らくこれ経営してるの日本の方ですね。外国人が日本を表現しようとしたときのどことなく感じる「エセ」が感じられませんでした。これで違ったらはずかしいぜ?

キオスクは日本語にできなかったので勘で一番スタンダードらしき中華そばを注文。

うまい!!!!!!!!!!!!!!!!!!

若干の酸っぱさを感じる昔ながらのしょうゆベースの中華そばに、韓国人の口に合うようにかはわかりませんが、唐辛子やにんにく、刻みたまねぎの辛味が追加されています! しかしそれによって中華そば本来の味わいは全く失われていない! 日本であることをゴリ押しせず、かといって韓国にもすり寄りすぎない! これが何を意味するかって? 「日本の中華そばが食べられる店が大邱駅にあるらしいし行ってみようぜ」とやってくるメイン顧客層である「日本まで行くほどでもないけど日本食を食べたくて来た」韓国人に対して「うーん、やっぱり日本の味付けは合わないや」でもなく「これもはや韓国麺じゃない?」でもない、「韓国っぽかったけどちゃんと中華そばだったね、また来たいね」と思わせるような、すり寄りすぎず押し付けすぎない絶妙なバランス感覚!
スープだけじゃない。辛味を追加したことによって主張の強くなったスープに負けないように麺も太く乱切り? されたものが使用されています。

韓国では器に直接口をつけることはマナー違反らしいですが、このスープ、一気飲みせずにはいられない!

ごちそうさまでした。醤油のほかに塩やつけ麺もあるらしいのでまた来ます。

帰りしなにビール買って飲んだら意識が飛びました。また明日。

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