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あの頃のわかめて鯖の常連は今何をしているのかな

10年くらい前、2ちゃんねるのネトヲチ板でヲチ対象になった。
発端は人狼のわかめてというサーバーにて常連(というか廃人)になり、その中の一人と意気投合。リアルでもつるんどったら、相手は直結厨と呼ばれ、私はメンヘラ、いやメンヘラババアと呼ばれた。
ごくごく限られた人物しか知らん情報までスレに流れ、センセーションと個人特定のリスク管理がガバガバ状態。
そしてどう考えてもこいつしか知らないだろという話題が出たから、本人に直接問い詰めたら、直截的な答えの代わりに頂いた言葉が以下である。
「人の不幸は蜜の味って言うじゃん?みんな人に不幸を味わせるたり見ることが大好きなんだよ、そうじゃなきゃ既女板やヲチ板に人が常駐するわけないじゃーん」
当時20才の女子がここまで醜悪な心根を持っていることに心底恐怖を感じた。これ以降ゲームにも現れずチャットもブロックされた。

話を戻そう。
私とツレが叩かれてた理由は、ネットゲーム界隈では心に問題を抱えた女性をメンヘラ、女性とリアルで会おうとする男性を直結厨と呼ばれ、というかレッテルを貼られ、彼らはしばしばゲーム内で問題を起こすから、らしい。
そういった叩かれ方がエスカレートし、さすがに辟易としてきたヲチャもいたのか、プレイや馴れ合いに文句言うならわかるが、リアルやゲーム外のことまでスレに持ち込むことはないだろう、という意見がチラホラでだした。そしてそれらに対する反論の代表格は
「メンヘラと直結厨はどこに行っても嫌われる」
それの「どこ」はあくまでネットゲームの中であり、嫌われるというのはあくまで主観でしかなく、とても視野と世界観の狭い人もいるなあ、と、叩いてる相手の矮小さに驚いたのだった。

上記の書き込みについてこんなレスがついた。
「メンヘラババアが害悪だとして、直結厨と付き合っているのならば。付き合ってる限り他に被害者が出ないんだぜ。世界が救われてるんだ、ありがたいことじゃないか」
擁護だかけなしてるかわからない言葉に爆笑したし、叩かれ続けて参っていた心がすこし救われた。
あの言語センスは素晴らしいし見習いたいけど敵わない。

さてその後どうなったかと言うと。
常連でいる間じゅうずっと叩かれ続けていた。
人狼を引退してからも3ヶ月近くは叩かれていた。
ヲチャのシャドーボクシングである。
それからフェードアウトを要するまでに3ヶ月、合計半年くらい本人不在の叩きが続いた。

人間の悪意や軽々しい人格否定に晒され続けたことで得たものもあるが、無理に得なくても良いものでもある。
ただ一つ分かったのは、吐き気を催す邪悪というのは存在しているということだ。しかも人間の心の中に。

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