新クトゥルフ神話TRPG シナリオ紹介「ペーパー・チェイス」
まとめ 初心者キーパーでも安心なシナリオ。これを回せば特殊なシナリオ以外なら回せるようになるかも…？新クトゥルフ神話TRPGのルールをおさらいするときぴったりなシナリオ。
こんにちは、無敵艦隊ガガドドンです。アカシック13のシナリオを全て読んだり、回したり、プレイヤーで参加させてもらったりで、13シナリオに触れることができました。今度アカシック13についてまとめたいと思います。 今回は“新クトゥルフ神話TRPGスタートセット”に掲載されている「ペーパー・チェイス」を紹介したいと思います。以前、「新クトゥルフ神話TRPGスタートセットについて」にてシナリオについて一言だけで紹介していましたが、今回しっかりと紹介していこうと思います。
▶基本情報
収録…新クトゥルフ神話TRPGスタートセット
(以前からあったシナリオなのですが、今回はそれらには触れません。)
舞台…1922年 アメリカ・ミシガン州
プレイ人数…1~2人
プレイ時間…2~4時間程度
▶魅力
・情報がすっきりとしていて、簡潔なシナリオ
・解決方法が探索者に委ねられる
・最悪ルールがわかってなくても、読めばキーパーできる
→そのシーンで使われるであろうルールがしっかり書かれている
・探索者の職業を活かせる
・ジャズエイジでは珍しいしんみりしたシナリオ
▶弱いところ
・処理がしっかり書かれていて文章量は多い
・挿絵が白黒で日本語版じゃなくて英語版も欲しくなる
・ダイナマイトボカーン！を期待していると肩透かしを食らう
→ちなみに上のやつをやってもいい
・ラストの収集のつけ方に迷う
▶プレイした感想
僕はプレイヤーでしかこのシナリオを遊んでいないのですが、キーパーするために読んだ時から「エモシじゃねぇーか！」って思って読んでいました。普通にいい話…だと思います。気になる方はぜひプレイするか、シナリオを買って読んで欲しいです。
ただ、読んでいるときはなげぇ！！と思いながら読みました。処理が本当にかなり親切に書かれていることもあって、初心者キーパーに向けたシナリオなのだなと思いました。おそらく、ルールをある程度知っている方が読むなら、処理の部分を飛ばして読む方がいいと思います。
キーパーをした感想ですが、メンバーによってダグラス(NPC)との交流の仕方が違っていて面白かったです。登場するクリーチャーに対して探索者がどう対応するのか…というのがこの“新クトゥルフ神話TRPG”というゲームの楽しさの真骨頂なのではないか、と思います。
また、このシナリオのプレイ時間ですが、シナリオには2~4時間と書かれているのですが、僕は1~2時間くらいで終わってしまいます。なぜ…？
▶シナリオ概要
ここからはちょっとネタバレ有りで書いていきます。キーパーやる前にどんなシナリオかなぁ～等の参考にできたら、と思います。プレイヤーで参加するにしても楽しさが薄れないように努めます。
舞台は1922年、アメリカ。探索者は自分の用事でミシガン州に訪れていた時に、友人のトマス・キンブルから連絡を受ける。どうやら彼は窃盗の被害にあったようだ。しかし、犯人は行方不明になっている叔父が所有していた本だけを盗んでいったようだ。
探索者はこの事件の調査をする過程で奇妙なものと出会うだろう。窃盗の犯人は？墓場の怪しい噂は？探索者は無事この奇怪な事件を解決できるだろうか。
ジャズエイジクトゥルフの短編シティシナリオです。しっかり1920年代アメリカの雰囲気も楽しむことができるシナリオです。
最後に
このシナリオ、所見はプレイヤーで参加したらもっと楽しかっただろうなぁと今でも思っています。いいシナリオなので是非皆さんにプレイしてもらいたいです。
スタートセットには他にも「暗闇の際(旧:屋根裏部屋の怪物)」と「死者のストンプ」も掲載されており、どれも旧版で人気だったシナリオを7版バージョンに改定したもので面白いです。これらのシナリオも消化していきたいと思います。シナリオ以外のことについても書いた記事があるので、スタートセットの購入を検討されている方に是非読んで欲しいです！
ジャズエイジについてご興味のある方はこちらをどうぞ！
そういえば、今度、「新クトゥルフ神話TRPG クイックスタート・ルール』講習会（ルール編）」がTRPGフェスティバルで開催されるみたいですね。これを機に僕もルールのおさらいをしたいと思います！
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