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211101 2021年に『もしドラ』を読む男

おはようございます!

本日の日記、失礼させていただきます!!!


今日は『燃えよ剣』の最終章を読み終え、燃え殻さんの『ボクたちはみんな大人になれなかった』と、あと『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら』を読みました!! 押忍!!


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『もしドラ』、おもしろい。

正直めちゃめちゃナメていた。まさかこんなにちゃんと読み物としておもしろいとは。

よくある『マンガで学ぶ〇〇』とか、この手の『実用×エンタメ』みたいなものをおもしろいと思ったことないけど(そもそもおもしろさを狙いにしていないものがほとんどだけど)、『もしドラ』はライトノベルとして最高におもしろい。『Dr. STONE』みたいなおもしろさがある。知識を武器に戦うお話。

『Dr. STONE』はあくまでマンガのおもしろさの要素のひとつとして科学や化学のエッセンスがある。だから読むだけでテストの点数が上がったりはしないけど、科学や化学の興味の入り口としては最高のものだと思う。『もしドラ』も、読むだけでドラッカーのマネジメントを理解できるわけではないけど、その世界の魅力を表現する作品としては超一級の作品だな~と思った。あくまで物語が第一にあり、そのエッセンスとしてドラッカーのマネジメントがある。ドラッカーの理論を学ぶために物語があるのではない。

偶然ドリブンでなくキャラクターたちの動きで物語が進んでいくので、読んでいて納得があるし気持ちがいい。うまくいきすぎだろ、とはそこまで思わなかった。ここについては読む人の感覚によるかもしれないけど。

都内の公立進学校、という設定からギリギリはみでない範囲の個性的なキャラクターたちを使ってうま~く物語を組み上げていくさまが美しい。全編通してフィクション度合いの線引きがすごいうまいと感じた。フィクションであることを活かしたおもしろさの追求がありながら、フィクションなんだから全国模試1位とゴリゴリの不良が同じ学校にいてもいいじゃん! みたいな開き直りはない。読者の心証を予想して物語のバランスをみている。


ほんとにおもしろい本でした。ドラッカーにもすこし興味がわいたし。

食わず嫌いってのはするものじゃないですね。でもこういう流行本を流行しているタイミングで手に取るのって度胸いるよな。そんなことないですか? 『もしドラ』ってめちゃめちゃ流行ったもんな~ 流行している当時だったらいまみたいに素直に「おもしろい!」とは言えなかったかも。流行ってるものをまっすぐ「おもしろい!」って言うのはちょっと恥ずかしいから。


これは言ってもいいやつだと思うんですが、こんどまた近くほかおにでクイズ王をやるらしいんです。

それで今回ほかおに運営から「出すクイズの半分ぐらい担当しちくり~」と言われたので、もうウッキウキで作問しました。こんぐらい作って~、と言われた量の倍を提出した。自分でクイズを作るのははじめてだったんですがもうたのしゅうてたのしゅうて。さいこ~ もっと作らせてくれ~ にゃんにゃんにゃ~~ん

これ、『もしドラ』でいうところの"従業員に感動を与える"というテクニックらしいです。得意な分野において役割と責任を与えて充足感を得させる手法。

おい!!!!!!!!!!!

俺に"感動を与え"てんのか!? "感動"を!! "与え"てんのかって!! なあ!!!!

俺をマネジメントしようったってそうはいかねえからな。あやうく手籠めにされるところだったぜ。懐柔されてたまるか。ペッ!!


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