見出し画像

本気と書いてマジと読む 強敵と書いて友と読む

元ネタは実はよく知らないのですが、最初はおしゃれな若者言葉として、そのうち、ダサい80年代の「死語」(という死語)を揶揄する言い回しとして、語られてきたフレーズかと思います。

 突然ですが、皆さん、いま毎日生きていて「本気」なことってありますか?

 さらに突然ですが、私は「仕事に本気」なタイプです。

 面倒くさいですね。

 長時間労働も、週末に労働も、「シゴトでケッカだすため」だったら、厭わないタイプです。なんだったら、週末に学校に勉強しに行ってます。
 面倒くさいですね。

 結婚はしてますが、子供がいないので、家に帰ってもやることなくて、シゴトに楽しみ見出してる、迷惑なタイプなのかもしれません。
 そこはかとなく不幸風です。

 弊社に関わるようになって8年近くになりますが、社長筆頭、今の役員も「会社に本気(と書いてマジと読む)」な人たちです。
 もちろん経営陣は完ぺきではありません。
 惜しいところいっぱいあります。当然ですが、それは私も同じですし、そして皆さまだって同じであるかと思います。
 嘘偽りなく、私利私欲はなく、この会社を成長させるために「本気(と書いてマジと読む)」な人たちです。
 ※杉山が「何に」マジであるのかは、以下のところで書いています。



 それでは、ここで、一つ、当社を、サッカーのスポーツクラブだと仮定してみましょう。

  サッカーで例えると、J3の中位くらいです。
「本気」で5年以内にJ2昇格(グロース市場)を目指しています。そこから5年以内にJ1昇格(スタンダード市場)そしてプレミアリーグ(プライム市場)を目指しています。
 外国人助っ人には頼らず、今のメンバーの延長線上に見据えています。 すごく現実的な比喩です。

 道路を歩いていたら、誘拐されて連れてこられたのでしょうか(冗談です)、なんのご縁か、みなさまもそのチームの所属選手・スタッフとなっています。
 首脳陣やMNG、リーダーたちも、J1チームの選手やスタッフと比較すると、経歴は華やかではありません。ですが、なんだか「本気(と書いてマジと読む)」なのです。

挑戦とは、個人やチームが「初めて取り組むこと」、「以前うまくいかなかったこと」、「これまでの結果を超えること」、これらに対して前向きに取り組む姿勢のことである。

Value04.進歩のために、挑戦は楽しむもの


「J1チームはできているのに、こんなのもできてないなんてくだらないチームだ」「J1昇格なんてできるわけない」「J1のメンバーは助っ人もいてレベルが高い」「だれかの本気に付き合うつもりはない」「チームの勝利は気にしない。自分が気持ちよく居れたらいい」etc etc etc

どういった価値観・事情で所属しているのか、それは人それぞれです。

 所属する人間すべてに、長時間労働を厭わず、私生活を犠牲にすることを求めることはできません。

 当然、営利を追求する会社としては、一義的にはフルコミットを期待しているわけではありますが、人にはそれぞれ事情があります。家庭や家族や健康、時に自分の本心とも裏腹に、諸事情があります。
 それに、人生の幸せの置き場は、当たり前ですが会社にだけあるわけではなく、人それぞれの場所があると杉山は考えています。

 ですが、試合にでて汗をかく選手を横目に「チームが勝てなくても、先発になれなくてもいい、ベンチで快適に過ごせるほうが大切」とベンチで話す選手や、ピッチに立つつもりもなく、外野席から監督気取りであれこれジャッジをしている選手、「采配が気に入らない、あれができない、これができない、首脳陣が○○してくれないから、コーチが○○してくれないからだ、こんなチームはボイコットしよう」と足を引っ張り合う選手、、、
 試合を見ている観客の立場にになってみると、そんな選手たちは、客観的にみてどのように映りますか?


「どんな選手になりたいですか?」


 すべてを、宗教みたいに””コミットする””必要はありません。
 自分の価値観も大切です。
 間違っていません。

 ですが、
「チームが試合に勝てなくても関係ない」「いいシュートをしなくてもいい」「いいパスを出せもなくてもいい」と本音では思っていても、、、

それでも。

 『”ない”なら、”ない”なりの、自分なりの所属の在り方』『自分なりの貢献・関わりの仕方』があるのではないでしょうか。
 そして、本気の人の本気は嗤わない。それが、大人が集う場で気持ちが良い、善い所作ではないでしょうか。
 会社をスポーツチームと所属選手に置き換えてみると、シンプルに理解できるような気がしませんか。


 あるいは、「試合に勝ちたい」「いいシュートを打ちたい」「いいパスを出したい」「よいサポートをしたい」「J1昇格本気でしたい」「コーチになりたい」「監督になりたい」「なれるはずだ」と感じる自分がいるのであれば、それを証明するにはどうしたらいいか。そこを追求してみてください。
 ギャップが埋まらないなら、相談しにきてみてください。きっと私も同じ悩みを抱えています。

 杉山も毎日失敗続きです。
それでも、「本気」を日々、積上げています。

挑戦した結果、昨日の自分より進歩することができるのだ。
そして、ともに挑戦する仲間に対して、敬意と思いやりをもてるのである。

Value07.進歩のために挑戦はたのしむもの




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?