「審査とおすんだ/N-1、N-2期の監査証明をもらうんだ」
みなさん、「IPO」ってなんですか?
昨年10月の社員総会の場でもキーワードとして出たので、既に理解していただいているかと思います。
知らない言葉がでてきたら、「検索ぅ検索ぅ」
おさらいです。
株式会社は、会社が発行する株式を持つ者がお金を出し(”出資”し)営業活動を開始します。
理屈上は、お金を出すものが所有者ですので、「会社の所有者=株主」となります。
現在弊社株式は、代表がすべてを保有しています。
一般の投資家に対して、株式市場のなかで、会社の株式を売り出すことを「上場する」と言います。
株式市場で、広く一般投資家から出資してもらうことができたら、会社は営業活動や投資のためのお金を調達することができます。より多くの額を出資してもらうことが可能になるかもしれません。
「そんな良いことなら是非やりたい!」
となりそうですが、そんなに簡単ではありません。
一般投資家を保護するために、上場するためには、厳しい上場審査をクリアしないといけないのです。
上場はメリットだけでなく、デメリットも当然あります。
メリデメについては、各種言説が飛び交っております。
みなさまも、調べてみてください。
杉山は上場会社で経理部経験してきているので、悲喜こもごも体験済みではあります。これらはまたどこかの機会で話します。
上場審査をクリアするための一つに、申請期前2期に監査証明をもらう必要があります。
監査証明とは監査の専門家に「お宅の会社はちゃんとしてるね」お墨付きをしてもらうことです。
審査には、会社の体制・仕組についての多岐にわたるチェックポイントがあります。
業務支援Gに関わってくるのは「販売管理」「購買管理」、経理Gだと「会計処理」「資金管理」のあたりかと思います。
あとは、「JSOX」の関連項目あたり等。
現在当社は、5期先に申請期(N期)を見据えて準備を開始しています。
難易度、重要度、予算、を鑑みて、以下スケジューリングを行い、プロジェクトとしては開始していっています。
『事前申請』の仕組の構築や、貢献利益の算定、『Salesforce』導入もそれらの一環です。(※Salesforce導入については、IPO準備の側面も大きいですが、会社の営業活動の根幹を担う仕組を、システム面で支えるという側面も大きいです。)
…………杉山さんさっきから早口でしゃべってるけど、ちょっと何言ってるのかわからない
と思った人もいるかもしれません。
難しい単語が出てきて、自分の日々の業務と関連してるのか、ピンとこない
そのうち、具体的に指示が下りてくるだろうから、関係ない 等々
私は、これらがみなさんにどうかかわってくるかは、みなさん次第ではないかと、考えています。
杉山としては、一つ一つを、それぞれの立場で、一歩でも先に進める、動力/モーター、にみなさんがなって行って欲しいと期待しています。
また、杉山が本気になっていることは何か、全部は理解できないかもしれなくても、ここに書いてあることの「何か」をしてはるんやな、と理解していただければ幸いです。
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