34歳が解雇されて辛すぎる日々
退職までなんとあと10日になった。
まだあと三か月もあるよなんて言っていたらあっという間に退職日だ。
時の流れは本当に残酷だ。
マジで何もしていなかった。面接なんて一回行っただけだし。
うーん、この調子だと失業保険をもらえたとしても、すぐに終わるだろうな。
あれよあれよと日々は進んでいく。すぐに40歳になるのだろう。
でも、最近は別に気負わなくていいんじゃないかと思い始めている。
気負うとマジで辛い。
社員にならなきゃ、彼女を支えなきゃ。そんな事ばかり考えているとキャパオーバーで苦しくなる。
だから考えないことにした。社員にならなくてもいいや。それで友人に会いたくないなら会わなければいい。それでいい。最悪一人でも別に楽しく暮らせるし。
現状が恥ずかしいなら誰ても会わなくていいじゃん。
そんなことを考えた。
だって、いまさらどうしようもない。
過ぎた時間は巻き戻せない。
いまさらだ。マジでいまさら。もともと終わっていたんだ。
だから、ありのままでいい。これでいい。
これ以上背負うと本当に爆発するだろう。
だから話し合っていく。
それでいいのか。色々話す。
34歳。マジでいろいろ考えるなー。こっからどうなるのか。明るい未来なんて見えねー。
結婚をするとしても稼ぎがいい人じゃないと無理だろう。
正社員、結婚、世間が求めてくるものに押しつぶされそうになる。
若い時は全く効かなかった世間体が超効いている。
ここから自分を貫いて余生を過ごすのはよほどの精神力ではきつそうだ。
このままバイトで40になったらきついってのは確かにその通りだし、そこから詰むのは確実ではある。だったら今正社員になっておくべきではないのか。
それはそうだろう。ただ、やる気も正直マジで湧かない。ビビるくらいに。
マジでどうすんだ。こっから。
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