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胎内記憶を語り出した(3歳7ヶ月)

息子が3歳7ヶ月の時のことです。
初めて胎内記憶を語ってくれた日から半年振りにお話してくれました。
その日は夜、パパとの入浴中に「誰から生まれたの?」と言う会話が聞こえて来て、パパに聞いて来るなんて初めてのケースだなぁと思っていたところでした。
そしてお風呂上りに何かの話の拍子に、

「〇〇ちゃん、お尻から丸くなって出て来たんだー。」

と言って来たのです。
そっかーーー、丸くなってたんだ。じゃぁさ、お尻から出て来る前はどんな格好してたの?と聞いてみると、

「えっとー、こんなふうになってた。」

と言って犬のベッドに仰向けになり、膝を曲げて丸まっているポーズを再現して教えてくれました。

私は自分の親を見て育ったことが影響していたからか、昔は子供が大の苦手で、自分なんかが子供を愛せるわけがないと思っていました。
なので、若い頃から自分には妊娠とか出産とか絶対に無理だろうな、それ以前に面倒臭いとすら思っていたのですが、息子から胎内記憶を聞いた時に生まれて初めて妊娠っていいなって思った自分がいました。
けれど、それは息子限定の話。
息子をお腹に宿せるなら妊娠を経験してみたいけど、それ以外の子供だったら別にいいやって思う。息子のことが大好きだからお腹の中から育ててみたかったな・・・という、後付けの感情とでもいいましょうか。
ちなみに、お腹の中にはどうやって入ったの?と聞いてみたら、

「宇宙から来たの。」

という返事が返って来ました(笑)
宇宙?すごいね。どうやって宇宙から来たの?

「えーっとねぇ、なんか、白いロボットみたいなのに乗って来たの。」

本当かどうかわからないけど、子供の発想はいつでも神秘的で興味深いです。



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