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お金は大事

たしか去年の5月頃に消費税の納税通知書が家に届いた。「これどうやって払うねん!」ってなったコトを思い出す。税理士さんに「払えません。たすけてください!」と言えば「無理です!」と言われた笑

うちの一昨年の売上げは過去最高だった。その分の税金などが、どんぶり茶碗に特盛りくらい来たのもこの時期だ。他の政策よりもまずこれを免除してくださいソーリ。と思った。この時は、まだ今の様な手厚い支援策がなくて「自己責任です。銀行で借金をして生き延びてください。」そんな感じだった。

飲食業を営んでてコロナ前まではお店が大繁盛してた友達からもよく相談を受けたし、僕も彼によく相談をした。「この状況を耐えれる飲食店なんて日本にないやろ。このまま続いたら日本中の飲食店全部潰れるわ!」などとよく話した。ホンマに日本から飲食店が消えて無くなるかも。そんな勢いだった。「まぁなんとかなるやろ。」そう言って毎回電話を切るしかなかった。

お金ってなんやろ?って経営を始めてからめっちゃ考えてて、一般的によく言われるのは通帳に記入されてるのはただの数字だと言うコトだ。お金は使う時にこそ意味があり、決して貯めるモノでも、通帳を見てニヤニヤするモノでもない。意味のある使い方をするコトが最重要ポイントなのだ。

僕の中でお金持ちの定義は、必要な時に必要なだけあるのが金持ちだ。必要もないのに持っていて老後の不安を解消する為に持つなどと言うのは大きく人生の楽しみを失っている様に思うのだ。

お金を貯める経験と同じように、お金を使う経験が、お金の価値を活かせるのだ。闇雲に意味のないお金を溜め込んでる人は、それを使うコトできずに老後の老人ホームで子どもが自分の為に使う。そこまで貯めるのもスゴいしそれもまた素晴らしいけれど、今必要なら今使うのだ。それを贅沢と言うのだ。

日本人はお金の教育がなされてない。マネーリテラシーが無いなどとよく言われている。たとえば住宅を購入するのにお金が貯まってから買うなどと頑なに言う人がいる。でもその家を買う資金が貯まった時には子どもがみんな出て行ってて、その時にはその家に中年の夫婦2人しか住んでなくてその家は空き部屋ばかり…これを良いお金の使い方したと言えるのだろうか。

お金は貯まるまで待ってから使うほどのもんではない。貯まるまでの時間を買うために使うのだ。買いたいモノが出てきた時の為に、社会的な信用を貯めると、銀行さんが喜んでお金を貸してくれる。

更にアホな使い方をしてるなぁと思うのはギャンブルや浪費。少ない小遣いの中で月に数万円ももギャンブルで負けると言うのはアホの極みだ。そのお金で自己投資するなり自分なりの経験を買ったりすれば良いのに。

パチンコに行って勝っても時間の無駄だったと悔いるし、負けるけと悔しいだけ。

僕も学生時代にはアルバイト代はすべてパチンコに使ってたけど…




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