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従姉が来て話をしてちゃんとしようと思った

従姉が遠くから実家に訪れてくれた。僕自身会うのは20数年ぶり。父の祭壇に手を合わせてくれ、昼食を共にし、滞在はわずか3時間弱だったが、色々と話ができてありがたかった。

従姉の父は僕の父の弟(僕にとってはおじさん)で、今は東京にひとりで暮らしている。そのおじさんの話もいろいろとして、また時間をみて一緒に来てくれるという。

幼い頃はよく会っていた親戚の皆さんも気づけば長いこと会っていなくて、でも会えば血のつながりも実感したりし(従姉の顔立ちに血縁を感じた)、もしかしたら数日先におじさんにも会うかもしれない。他の親類も訪れるかもしれず、それは不意に訪れる自分のルーツとの対面でもある。

思えば東京に出ていろいろやりたいことをやったり仕事に就いたり子供が生まれたりと、それなりの時間を過ごしてきたものだけれど、ふと振り返って今になればあっという間に思える。会っていない時のことはあまり多くはわからなくて、特に多く聞くこともなく、久しぶりに元気に会えたことがありがたく思う。

何十年ぶりに会った従姉とわずかな時間、今までのこととかこれからのこととかを話した。素直に楽しかった。親は年を取った。やるべきことをやる、というか、ちゃんとしなきゃなって改めて思った。

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