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親子生け花最終日からの気づきは積み重なる

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1年間通して月イチで続けてきた親子生け花の教室、本日が最終日。思えば昨年、友人に誘われて行ってみたのがきっかけで今はすっかり門下生。人生何が起こるかわかりません。自分の人生において生け花を習うことになろうとは。

「おもしろそうだな、やってみようかな」と軽い気持ちで始めた生け花、すっかりはまっています。やればやるほど難しくなる。それを先生は「花を見る目が養われてきた」と言います。まったく仰る通りで、以前は気付かなかった「花」に気付くようになってきました。もちろんそれはまだまだで、最初の入り口にたどり着いたくらい。それでも、最初の入り口に立っているだけでも酔狂。最初の一歩を踏み出して、それを継続できているだけでも褒めてあげたい。

とは思いつつ、生け花の稽古を日々重ねるたびに、まだまだだ!と恥ずかしくなります。もっと大胆にやればいいのに、もっと弾けた表現をすればいいのに、ついこぢんまりとまとめようとしてしまう。そこが今後の課題のひとつです。

継続的な試み(今回でいえば生け花を習い始め続けていること)を通して、日常行為を反芻し、ひとつの軸から物事を眺めることができます。試行錯誤の行先は不透明ですが、安寧に落ち着くことなく悩み続けるのは楽しいことです。

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