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名曲92 「あしたがすき」【堀江美都子/ザ・チャープス】[キャンディキャンディ]

ーーあしたはどこからうまれてくるの。名作に潜む哲学ーー

【あしたがすき】

キャンディキャンディは昭和を代表する名作である。とあるサイトの70年代の人気アニメランキングで、歴代の男の子たちが愛した名作アニメをしのいで1位になっていた。それほど当時の女の子に影響を与えたようだ。

筆者も当然知っているが例によってアニメ自体は見たことがない。それもそのはず、この作品はどうやら著作権関連の問題で封印作品となっているのだ。だからテレビで当時のアニメ映像が流れることは今後ないようである。1999年に放送された「うたえモン」の映像にもなかったことから、相当深い因縁があるようで今後も解消されないのではないかと予想する。

あしたがすきはエンディングテーマ。神曲である。歌うはアニソン界の女王、堀江美都子だ。泣く子も黙るレジェンド、いや泣く子も笑うレジェンドである。昭和から現在まで第一線で活躍しており、多くの方がお世話になったはずだ。

堀江美都子の曲を取り上げるにあたって、どれにしようか数日悩んだ。正直、12月ごろから悩んでいたのだがあれよあれよと時がたってしまったのだ。堀江美都子自身はキャンディキャンディに思い入れがあると何かのインタビューで見たことがあった。なのでこの作品を取り上げた次第。

コーラスのザ・チャープスもいい。この方々がいなかったら筆者はこの曲を取り上げておらず、別の名曲を取り上げていただろう。

{あしたはどこから うまれてくるの わたしはあしたが あしたがすき すてきなことが ありそうで わたしはあしたが あしたがすき}

すごいポジティブ。あしたがすきな人は一生自殺しないと思う。まるでオープニングのような歌詞だが、曲調が非常にゆったりと落ち着いているのだ。その分、堀江美都子の伸びやかな美声をじっくり堪能できる。

堀江美都子の名曲は今後も多く出す予定。アニソン界を代表するレジェンドは筆者の中であと3人いるのだが、その四天王のうちのひとりを出すことができた。今後とも応援していきたい。

【今日の名歌詞】

あしたはどこから うまれてくるの わたしはあしたが あしたがすき


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