名曲894 「ボルテスVの歌」【堀江美都子/こおろぎ'73/コロムビアゆりかご会】[超電磁マシーン ボルテスV]

ーーAメロの中毒性は異常ーー

【超電磁マシーン ボルテスV (1977) OP - Super Electromagnetic Machine Voltes V OP】

超電磁マシーン ボルテスV (1977) OP - Super Electromagnetic Machine Voltes V OP - YouTube

 テレッテッテー♪。ボルテスVは妙に中毒性が高い。まだ書いていなかったのだが、ストックしてあったのを今回引っ張り出した。きっかけはクレヨンしんちゃんの映画(プリンセス)を見て思い浮かんだから。これわかったらすごいけど、わからないと思うのでまあ置いといて。

 堀江美都子とこおろぎ'73の組み合わせは黄金といっても過言ではない。そして作曲者が伝説の神、小林亜星である。これで名曲が生まれないわけがない。ただ、正直以前は評価が低かった。それにしては、という意味で。

 ところが評価が変わったのは最近。どうにもAメロが頭から離れないのである。冒頭のやつと関連するのだが、なぜかそのマーチを口ずさんでしまうのだ。すると堀江美都子の男らしいBメロが流れるのだ。普段の綺麗な声量を強めているのが細かい芸。特に2番は顕著だ。

 つまりサビまでで既にレベルが高いのだ。その事実に気づき、どんどんいい曲だと思うようになった。ついつい口ずさんでしまうのは歌にとって名誉である。子どもにも歌いやすいよう配慮したわけだ。これぞアニソンではないか。そう、昭和アニソンの完成形のひとつなのである。

 この事実が言いたかった。ちなみに例によってアニメの作品は知りませぬ。悪しからず。

 

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