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ボカデュオ2023に参加して

はじめに

7/1~7/7に開催されたボカデュオ2023に参加しましたので、その感想やこぼれ話などを。

ボカデュオは、歌い手、ボカロPや、絵師、動画師、MIX師、作詞家などでチームを組んで曲を作って動画として投稿するイベントです、たぶん。

今回、Epastaというチームを組んで、DryBlueという曲で、初参加しました。メンバーは、

  • ボーカル:ガロンさん

  • 曲:リク

  • イラストと絵コンテ:史汐鹿さん

  • 動画:hacchusigmaさん

  • コーラス:きたふくさん、すやさん

です。

ボカデュオに参加するに至った経緯

今年の1月くらいだったと思うのですが、ツイッターのTLに「チーム組みました」報告がよく流れてきていて、いいなあと思って見ていました。

これまで基本的に一人で曲を作って動画(といっても写真に歌詞を表示させるくらいの簡単なもの)を投稿してきたのですが、いつかほかの方と一緒に作ってみたいなとは漠然と思っていました。

「ボカデュオ面白そうだけど、人集まらなくて一人でやることになったら切ないよね~」と言ってみたところ、ガロンさん、hacchusigmaさん、史汐鹿さんが声をかけてくれて、一瞬で歌い手、P、絵師、動画師が揃ってしまいました。それが1月末のことでした。

チームを組んでみて

昔からいつか自分の曲を誰かに歌ってもらいたいという気持ちで曲を作っており、ここ1年くらいはそれをボカロ(歌声音声ソフト)に歌わせるという形で消化していました。なので、ガロンさんが真っ先に手を挙げてくれて、めちゃめちゃうれしかったです。

史汐鹿さんは人物の絵柄が好きなので、いつかMV用のイラストをお願いしたいなあと思ってたはいたのですが、ご多忙なのを知っていたので、なかなかお願いする機会がありませんでした。なので、今回イラスト描いてくださるということですごくうれしかったです。

hacchusigmaさんはきまより(気ままにより道クラブ)の動画編集を一手に引き受けていて、そういう方がやってくれるというので、「え?いいんですか?」てなりました。作業を少々見せてもらう機会があったのですが、アイデアを思いついて実際に映像にして試してみて、というスピード感にびっくりしました。

チームメンバーを公募して、全然知らない方とチームを組むという手もあるにはあったのですが、普段交流のある方と組めたのはありがたいし、ラッキーでした。

ただ、ぼくが尊敬する凄腕クリエイターの方たちで、メンツが凄すぎてうれしいと同時にめちゃくちゃあたふたしました。この凄いメンバーたちと1つの作品を作ることができるということに、興奮と緊張を感じました。

「Other」担当やる!と言ってくれた方も何人かいて、都合が合う人はコーラスで入ってもらいました。

曲作り

そんなすごいメンバーが集まったので、興奮してその日の夜に勢いでメロディーを書き上げました。

ガロンさんが歌うことが決まってたので、ガロンさんの歌声をイメージしながらメロディーを書いたですが、その割には、結構がんばってもらわないといけない音域になっています…。

アレンジもそのまま勢いでやって、3日後くらいに大枠がほぼ完成、1週間後にフルバージョン完成という感じでした(ここで、最初のバージョンでコード進行が不自然だった部分を、すやさんに指摘されて直しました)。

チームの打ち合わせで、ガロンさんがぼくの作った曲を歌えればいいというのを言ってくれたので、この曲を提案して採用されました。

結果的にはぼく一人だけかなり好き勝手にさせてもらっています(笑)。

ちなみに、今回の曲はAメロ→Bメロ→サビ→Aメロに戻るという、ぼくとしてはあまり作ったことがないパターンになっています。Aメロに戻すのはチャレンジしてみようと思い、意図的にやりました。

あとせっかく「Other担当」の方がいるので、間奏にコーラス入れようと思い、入れてみたのも自分的には新しい試みでした。

歌詞

ぼくは歌詞を書くのは得意ではないので、苦労しました。

ボカデュオ開催が夏なので、夏らしい歌詞にはしたかったということもあり、昨夏に行った淡路島をモチーフにしています。ところどころ淡路島で見たものが入っています。

ただ、そのままモチーフを当てはめていくだけだと、なんだか淡路島観光案内ソングみたいになってしまうので、そうならないように注意しました。

最終的な歌詞としては、恋人と喧嘩して、ドライブしてクールダウンして帰るというストーリー仕立てになっています。

歌入れ

メインボーカルのガロンさんはめちゃくちゃ苦労したと思います。サビがめちゃくちゃ高くて、裏声を使わないと出ないとこにしてしまったので…。最終的に歌詞に合うとても爽やかな歌声で歌ってくださってよかったです。

最初に歌詞のないメロディをラララ~で歌ってくれたのを聞いたときは、自分の曲を実際に人に歌ってもらえたことにすごく感動しました。

コーラスは、サビと間奏に入れています。きたふくさんパート(低音コーラス)は音程が取りづらく、すやさんパート(高音コーラス)はがんばらないと出ない音域になっています。どちらも大変だったと思いますが、うまく合わせてくれました。

イラストと動画

おそらく今回一番大変だったのが、史汐鹿さんとhacchusigmaさんの映像チームだったと思います。忙しくてなかなかスケジュールが合わず時間がとれなかったというのもあると思うのですが…。

ぼくは絵も動画も素人なので無力…。映像チームがヒイヒイ言ってるときにぼくは遊びに行ってて申し訳なかったです…。

絵コンテ作る際に、歌詞の内容をすごくヒアリングしてもらって、それもあってすごく歌に合った映像になっています。本当にありがたいですよね。

海峡を渡る橋、シフォンケーキ、ハーバリウム、歌詞に出てくるモチーフが絵になっていて、それがまたすごく美しい映像になっているのが見どころです。ぼくは大写しのハーバリウムの絵が特に好きです。

初めてフル尺の映像を見た時は胸に来るものがありましたね。

おわりに

なんかぼくだけ好き勝手やって、あとのメンバーが苦労するみたいな感じになってしまったのは申し訳なかったです。

動画やツイートにいただいたコメントを見て、やってよかったなと思いました。聞いてくださった方ありがとうございました。いいね、RT、コメント、マイリスありがとうございました。本当に励みになります。

最初の「ボカデュオ面白そう」のつぶやきがなかったら、こうはなってないので、あのときつぶやいてよかったなと思いました。

次は8/4~8/7のボカコレ2023夏ですね。「プルメリア・コースト」という曲をSynthesize VのRyoくんに歌ってもらって、ボカコレルーキー枠で参加予定です。

イラストは、前回ボカコレ参加曲「両手」でも使わせていただいた、藤田治さんにお願いしました。今回のイラストもすごくいいので、お楽しみに。

それでは。

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