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高校バスケ インターハイ予選in東京 2019

先々週より始まりました高校バスケ男子のインターハイ予選について書きます。

その前に、先日関東大会東京予選を勝ち抜いた8校が6/1、6/2に行われる関東大会に出場しますので、組み合わせを下記リンクに載せます。

早速本題のインターハイ予選in東京の内容に入ります。

インターハイ予選の概要

通称引退試合であり、3年生にとっては最後の大会となります。
シード校は8校で、関東大会予選ベスト8入りした高校となっています。
1位 実践学園
2位 八王子学園
3位 成立学園
4位 國學院久我山
5位 保善
6位 専修大付属
7位 都東大和南
8位 日本大第三

このインターハイ予選で上位3位までに入った高校が全国のインターハイに出場する権利を得ます。

インターハイ予選の日程と会場

5月19、26日(日) インターハイ予選 1,2回戦  都内学校
6月2日(日)     インターハイ予選 3回戦    都内学校    
6月9日(日)     インターハイ予選 4・5回戦  都内学校    
6月16日(日)     ベスト8・4決定戦  アリーナ立飛・世田谷学園6月21日(日)     決勝リーグ        駒沢屋内球技場  

インターハイ予選の組み合わせ

詳細は以下の高体連のサイトからご覧ください。


Aブロック 注目高校

シード校は左の山が実践学園、右が日大三です。
左の山の注目校は個人的に2校あります。1校目はセンターに強みがあり関東予選ベスト16入りを果たした都大崎です。ディフェンスやフィジカル面はピカ一で、後はアウトサイドのシュート率が上がれば今回もベスト16まで勝ち上がるのではないかと思います。もう1校は東洋大京北です。部の方針が変わり、「東京1位→全国常連校」から「東京ベスト64」と高校バスケ界の明暗を味わった当校ですが、伝統校でもあり再び強くなるのではないかと注目しています。京北は2回戦で都立の名門高島と対戦、3ピリオド途中では最大24点差まで開くも、4ピリオドで怒涛の追い上げを見せ、ラスト2秒で難しい体勢からスリーを沈め逆転勝ち。逆転勝ちが決まった時の会場のものすごい歓声は京北の復活を後押ししているようでした。
→6/2都豊島56-51京北で都豊島が勝ち上がり、都大崎との対戦となります。

右の山の注目校も2校あります。まずは都石神井です。2回戦では都立の強豪西との対戦でした。前半から都西の高さに苦しみインサイドで得点できません、スリーもなかなか入らず苦しい展開で8点ビハインドの折り返し。第4ピリオドまで都西にリードを許し、このまま追いつけずないかと思われましたが、ディフェンスでオールコートゾーンの仕掛けが見事に決まり流れを変えます。残り5分で同点に追いつくと、これまで苦しんだスリーが決まりはじめ一気に突き放します。最後は17点もの差をつける猛攻で勝利しました(石神井64-47西)。
この石神井に4回戦で当たる?と思われるのが、もう1校の注目校都日野です。日野のエース選手はとてもスリーが上手く、彼を中心とした得点力はかなり魅力的です。都立有力高校同士の対決ということで注目したいところです。順当に勝ち上がれば、この2校の勝った方が関東予選ベスト16の足立学園との対戦になる予定です。

Bブロック 注目高校

シード校は左の山が國學院久我山、右が保善です。
左の山の注目校は日大豊山都城東です。全体的にバランス良く堅実なのは、関東予選ベスト16の都城東。スリーポイントが得意でやや実力にムラのあるものの、爆発的な得点力が魅力の日大豊山。この2校の勝ちがベスト8決めで國學院久我山と対戦する予定です。

右の山の注目校はベスト8視点だと保善世田谷学園の2強になるのではないかなと考えています。ただベスト16視点だと3回戦の都新宿-都府中東錦城-早大学院、4回戦の淑徳巣鴨-都小平南は実力校同士の対戦で接戦になるのではないかと思います。

Cブロック 注目高校

シード校は左の山が成立学園、右が専修大付属です。
左の山の注目は早稲田実業です。関東予選ベスト16ですが、2位の八王子に対して最後まで10点差以内での戦いをしていて、ベスト4に入る実力があるのでは?と思わせる戦いぶりでした。特徴は多彩な攻撃とその得点力で、スタメンの5人全員が外・内どこからでもシュートを決め切ります。唯一の弱点は控えの選手が少ないところで、ファールトラブルは常に気を付けなければならなそうです。早実はベスト16決めではおそらく都東大和、ベスト8決めで成立学園と対戦する予定です。

右の山の注目校は組み合わせ表で両サイドに位置している専修大付属東海大菅生です。東海大菅生は前の代では新人戦、関東大会、インターハイと全てベスト8入りを果たしましたが、今年はまだ1度もベスト8入りしていません。最後の大会で専修に勝ちベスト8入りできるか注目したいです。

Dブロック 注目高校

シード校は左の山が八王子、右が都東大和南です。
左の山の注目は東京朝鮮都武蔵野北です。都立としてはトップレベルの実力校武蔵野北は新人戦予選→本大会→関東予選とどんどん力をつけてきています。今年の代からいきなり強くなった印象がありますが、チームとしての動きは完成されてきていて、私立に劣らない実力を持っています。その武蔵野北とベスト16で対戦する予定なのが東京朝鮮です。新人戦本大会に出場していて、関東予選もベスト32入りしており、今大会でベスト16入りできるか注目したいところです。

右の山は今大会1番の激戦区です。3回戦では都立の実力校都野津田-高輪、4回戦ではその勝者と新人戦7位の日本学園、5回戦ではその勝者と都駒場の対戦となります。
もう一方の5回戦では都東大和南帝京八王子の対戦です。都東大和南は都立勢では快挙となる新人戦・関東予選・インターハイ予選の全てでのベスト8入りを目指します。帝京八王子は今年の代で負けたのが専修・八王子・保善といずれも関東予選6位以内の強豪校です。7位の東大和南に勝てるのか注目です。→6/2 都野津田が4ピリに4点差を逆転して72-66で高輪に勝ち、明星は4ピリで9点差を逆転して61-55で都駒場に勝ちました。


以上となります。3年生の引退をかけた試合ですのでどの試合も熱戦になりそうですね!!

それではまた!



今後の創作活動に活かしたいと思います!