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子どもたちの食事事情

私たちが普段購入する、スーパーの野菜。

果物や、お惣菜。

牛乳や卵、お肉、お魚。

子どもたちが毎日学校で楽しみにしている給食。

それらが、発達障害のリスクを高めるなど誰が思うでしょうか?

日本の農家を窮地に追い込み、土壌を殺し、子どもたちの身体を壊している現在の食事事情。

生きていく、という意味を、私たち一人ひとりが問い直さなければならない時代になっています。

農薬の問題

全国の学校給食のパンを無作為に集めて、残留農薬を計測した研究があります。外国産の小麦を使用したパン全てから、グリホサートという農薬が検出されたという結果だったそうです。

牛乳についても、アメリカにおける研究ですが、牛が食べていた餌に使われた農薬、病気にならないために打たれる抗生物質が残留していたという結果が出ているそうです。日本の乳牛もアメリカからの輸入飼料を食べています。なので、結果は同じ…

毎日のように子どもたちが食べている給食。

きちんと国が管理していると私たちは思い込んでいます。


農薬は、農薬なしでは育たない野菜を作り出します。病原菌に勝てない、生命力の弱い野菜です。その結果、土壌の中の細菌類を全て薬によって殺し、そこで野菜を育てるのです。

遺伝子組み換えの作物。なぜ遺伝子組み換えしたのか?農薬に強い品種を作るためなのです。と言うことは、強い農薬を使う前提での遺伝子組み換えという事になります。

本来なら、さまざまな細菌が共生する土によって免疫力の高い、栄養も豊富な野菜ができるはずなのに、戦前に比べて栄養価の大幅に下がった野菜を今私たちは農薬とともに身体に入れている事になります。

野菜の本来の力を、生命の恵みを受け取れていないという事実。

そればかりか、発達障害を引き起こす原因となりうる、神経毒を身体に取り込んでいるという衝撃。

加工品の普及

日本は海外よりも基準が低いため、危険な化学物質が身体に入って来やすいという現状があります。海外で禁止されている添加物も、日本では使用されているという事実があるのです。

しかし、両親ともに働きに出ているけれどおばあちゃんおじいちゃんが一緒にいなかったりなど、家族のあり方が変わったこともあって、加工品は益々私たちの食に入り込んでいます。

加工品の食品には、必ずと言って良いほど化学物質である添加物が使われています。保存料、化学調味料、着色料、香料などなど。

自然界にない化学物質は、身体が分解できずに溜まっていきます。酵素が阻害され、代謝障害が起こって来ます。また、身体が炎症を起こしやすくなり、血液に漏れ出し脳に作用して言語障害、多動などの症状を引き起こすのです。

子どもたちの未来を取り戻したい

消費者が購入することで、より市場には安くて危険な食材が並ぶ事になります。

食事は摂っているのに身体が育たないという、現代ならではの栄養失調な子どもたち。

私たちや子どもだけでなく何代も先までの遺伝子に傷がついてしまうことになり、子孫の首を締めていく事になりかねません。

一人ひとりが生きること、食べること、生命を繋いでいくことの意味を本気で考えていかなければと感じます。

日本人は集団心理が働きやすい民族だと思います。時にそれは素晴らしい力を生むけれど、逆も然り。

みんなが食べているのだから安全、ではないことを知り、自分の、家族の健康を守っていかなければと思います。


こんな時代だからこそ、考えたい。

免疫とは何なのか、本当の敵は病原菌なのか?


発達障害は様々な角度から原因を探る必要があります。これからも、子どもたちの身体で何が起こっているのか探り続け、自身の力で発達していく子どもたちをこの目で見ていきたいなと思います。








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