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出来る範囲で、できること

現代の人間の身体が、脆弱になっていることは分かった。

根本的な治療にはやはりそれ相応の知識もいる。

私に今すぐできることは何なのか?

実践してみたら、子供達にも、自分にも、いろんな変化が現れた。

①不足しているものを補うこと

ひと昔前の日本人の食卓は、玄米や海苔、ごま、昆布、小魚などミネラルが豊富な食材が並んでいた。

しかし、手軽な水煮食品やカット野菜を使ったり、顆粒だしを使うことで、ミネラルのほとんどない食べ物が並ぶようになった。

お母さんたちは、きちんと栄養を考えているつもりで、一生懸命野菜を使う。

けれど、その食材に栄養がないなんて。

足りないなら補えばいい。

ミネラル豊富な食材を使ったり、野菜は生から皮ごと調理する。

無添加の、自然だしを使う。

なるべく玄米や雑穀を食べる。

油は質の良いものを選ぶ。(低音圧縮、コールドプレスなどの表示のあるもの、亜麻仁油やエクストラバージンオリーブオイルなど)

②避けるべきものを避ける

私は、まず調理器具を変えた。フッ素加工のもの、アルミのものは使わないようにした。

そして、食材の裏にある原材料を見るようになった。

自然界にないもの、家の調理台に見当たらないものが書かれている場合はそれを避ける。

特に、ミネラル吸収を阻害するリン酸塩やポリリン酸NA、メタリン酸NA、ピロリン酸NAや、それを含むと思われるPH調整剤や調味料(アミノ酸等)、膨張剤などを避ける。

そして、精製されたもの(油、砂糖、小麦粉など)を避ける。

うちの子はアレルギーなので、アレルギー物質を避ける(一時期、少しずつアレルゲンを身体に入れて慣らすという西洋式の治療を行っていたが、全身のアトピーがひどくなり、ボーッとしている時間も多くなったのでまず腸を整えることからやる事にした)。

③買うべきものを買う

以前、「買い物は投票なんだ」という本を読んだ。

消費者が選ぶものを、市場はマーケティングして品物を揃えていく。

事実、健康や子育てに力を入れている市町村のスーパーには、オーガニック商品が多く取り揃えてある。地域の子育て世代がそれらを選んで購入するからだ。

今は高いと言われるオーガニック商品も、みんながそれを選ぶようになれば安く良いものが手に入るようになる(今もそこまでびっくりするほど高いとは思わないが)。

作り手を増やすには、まず消費者がニーズを示さなければいけない。

変化したこと

ガラリと食を変更すると決めた実践開始から2ヶ月が経とうとしている。

まず、子供達のアトピーが綺麗になった。顔も身体も痒みで眠れなかったのが、本当に綺麗になった(その後、油断して一度外食をしたら、たちまち顔にアトピーが現れた)。

私の味覚も変わった。上記の外食の際、前はおいしいと思って食べていたビビンバが一口食べてびっくり。毒が入っているのでは、と思うくらいまずくて、それ以上食べられなかった。

爪の状態も良くなった。二枚爪で割れていた爪が綺麗に再生した。

天気によって長い間偏頭痛に悩まされてきたが、全くなくなってしまった。これにはびっくり。

幼稚園での子供の様子も変化した。

度々おしっこを漏らして帰ってきていたのが、全く漏らすことなく帰ってくる。

朝のお支度、帰りのお支度で常にサポートの先生についてもらっていたくらいのろのろしていたのが、少し前から手がかからなくなったと言われ、1人で支度出来るようになったとのこと。

集団でのお遊戯なども苦手で、1人やらずに座り込んだりしていた息子が、運動会の練習で皆んなと一緒に最初から最後まで踊りを踊っている。

家に帰ってきてからも、以前は「何したの?」と聞いても「…分からない」と言っていたのが、最近は「○○くんと○○ちゃんとドロボウとケイサツごっこした!●●くんがこんな事をして嫌だった」と話をしてくれるようになった。

自分に出来そうにないこと、嫌いなことは「やらない」と頑なにやろうとしなかったが、色んなことに挑戦して、毎日先生から「こんな事をやってみました!」と報告をもらうことは、母として今一番の喜びだ。子供の世界がどんどん広がっている!


そしておまけ。

この間、5年ぶりくらいに健康診断を受けさせてもらった。

5年前、視力が両目0.5に下がっていた。ああ、もう目の良い私には戻れない…と悲しくなったものだ。

しかし、しかし。

両目1.5に回復していたのだ。

パソコンやスマートフォンを見る時間は、仕事をしていた時よりも長いのではないかと思うくらい目を酷使しているにもかかわらず。


これは、世のお母さんたちに伝えない手はない。

私の少しの知識と、大きな仕組みづくりが出来れば。

これから出会う、広い広い未来を持った子供たちに、より良く生きられる世界を作れるかもしれない。

わくわくしながら勉強しつつ、色んな分野で生きる人たちと夢を共有していきたい。

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