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舞台好き女子大生がロンドンの小劇場で働いてみたDay4


ロンドン小劇場お仕事記録、4日目。
今日はかなり心が晴れやか!

事務所に着くと、数日前の搬出作業で仲良くなったボランティアの子が「パソコンのセットアップ得意?」的なことを聞いて来ました。新しいパソコンが事務所に導入されたけどそれが点かないようで、結局は照明さんかな?が直してくれました。
その流れで劇場関係者が続々集まって来て、事務所で雑談。引き続き私は周りに合わせてリアクションを取ることしかできないけど、全員が全員会話に完全に参加してる訳ではなかったので少し居やすかったです。

その後、他のボランティアの子たちがやっているチケット管理や掲示作成、SNS運用に「見ててもいい?」と首を突っ込みお勉強。こうやるんだよ、と説明しながらやってくれる子もいれば、意見を求めてくれる子もいます。来るもの優しく、去るもの気にせず精神。

以前に習ったチケット作成を今回もやりました。本日初日なのですが、チケットの売れ行きが芳しくない模様。General managerさんに今日観たいか聞かれたので喜んで挙手。予約者一覧に名を連ねました^^

開場が近づき徐々に準備開始。
上演時間の看板を掲示したり、客席まわりの整理をしたり。照明さんの「今から暗転しま〜す」とか、スタッフさんの「今舞台の床が濡れてるから気をつけてね」とか、そういう声掛けに対する周りの子の返答が勉強になる。

開場直前に、最近入ったという初めましてのボランティアの子が登場。近くに住んでおり、舞台が好きで始めたようで、特に舞台関連の経験や知識がある訳ではないそう。ちょっっぴり親近感。

その子ともう1人ボランティアの子がボックスオフィスを担当し、私は初めて客席入り口担当に。お客様のチケットをもぎって、説明をします。
何を説明するのか他の子に聞いたら、万が一こう聞かれたら…みたいなことまでめちゃめちゃ詳しく教えてくれました。不安そうな顔してたら見かねたgeneral managerさんが「そんなにいっぱい言わなくても良いんだよ!」と。一旦は最低限のことだけ覚えます…

ボックスオフィスの子達と協力して準備して開場。もぎりながら「席は自由席です、開演後は途中退出・入場はできません、携帯の電源はオフにしてください、楽しんで!」的なことを言います。普段は使わない単語もあり最初は片言だったけど、徐々に慣れ、上演時間の問い合わせなどにも対応できるように。日本ではずっと接客のバイトをしており、接客自体は好きだから楽しかった^^
途中お客様の流れが途絶えた時には、ボックスオフィスの子達に話しかけて仲良くなりました。アメリカの留学生の子から教えてもらったブロードウェイとウエストエンドの違いが面白かった。アメリカではマルチタレントが多い (俳優も脚本家も演出家もやるとか) けど、イギリスでは1分野を極めている人が好まれる、小劇場の役目はアメリカとイギリスで少し違う、とか。

開演5分前には、セルフでベルを鳴らします。エントランスに向かって、文字通り、チリンチリーンってベルを振ります。楽しい。

開演直前、オフィスに居たボランティアの子が出て来て、客席入っていいよ〜って言ってくれました。ボックスオフィスの子と中に入って最後列に着席、観劇。

1人の女性による65分間のストレートプレイ。ウクライナに生きる女性の、事実に基づいたお話。1人芝居でセット転換もないのに、決して飽きることなく、見入りました。メッセージ性の強い舞台。

終演後、お見送りは他のボランティアの子達がやってくれたので帰宅。

今日はマイナスな気持ちになることがほぼなかった!自分からお仕事教えてもらいに行ったり話に行ったり行動できた!

また1歩成長、現場からは以上です!

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