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舞台好き女子大生がロンドンの小劇場で働いてみたDay6


ロンドンの小劇場でのお仕事記録、6日目。
そろそろ慣れてきたので更新頻度を落として1週間に1回とか1ヶ月に1回とかにしようと思ったけど、今日も今日とて濃かったのでやっぱり書く。

今日は昼夜公演連続でお仕事。
久々の勤務だったためか、電車を間違え、ロンドンは地下鉄で電波通じないので正しい道を調べられず、駅員さんを頼って何とか辿り着きました🚃
30分遅刻しても何も言われず、'Hi, How are you?'って迎えられるこの国。

今日のお仕事はお掃除から!
客席を箒で掃いていたら、ステージマネージャーさんが舞台のお掃除に来ました。How are you? からのお天気の話からの、何でここでインターンしてるの?のお話。もはや定型分となった、将来の理想と、そのためにこの経験が必要だということを話す。「日本の舞台見てみたい!」というマネージャーさんに、日と英米の舞台の違いを力説。

その後階段をお掃除してたら、インターンの子がお茶いるか聞きに来て、お茶を淹れてくれました!☕️🤍
みんなでお茶休憩して会場準備。

General managerさんに、先日日本の友達が来た時に事務所に招いてくれたお礼と、楽しんでたよ〜って伝えたら嬉しそうにしてくれました。
そのまま友達とパリに行った話になり、ステージマネージャーさんやインターンの子も参加して来ました。自分発起の話題だから大勢でも会話に参加しやすい^^

開場中は客席入口担当。
ボックスオフィスの人が初めましてだったので、空き時間でいろいろお話ししました。2ヶ月くらい働いてるけど頻繁にシフトに入っているわけではないみたい。劇場マーケに興味があるようです。

開演後、IPadのSNS管理アプリ (各SNSのリーチ数とかを一覧で見れるアプリ) を見ていたら、general managerさんが Canva (画像編集ソフト) の使い方を教えてくれました。各メディアのreviewから高評価のワードを引用して、舞台写真に貼り付ける作業。完成画像はInstagramとかに使います。台詞の抜粋や自分たちで考えた売り文句ではなく、他者評価を引用するのが説得力あるんですね。Reviewって会話では使わない文語表現だらけなので、難しいけど勉強になりました。
何枚くらい作ったらいいか聞いたら「何枚でも!あなた次第!」と返って来るのが何とも海外ぽい。

General managerさん、お茶も淹れてくれました。
最近帰国後の舞台業界でのインターンを探してることを話したら、どんなのがあるのー?って色々お話聞いてくれました。「推薦書とか必要なことあれば言ってね!」と。優しい。
流れで英語も流暢じゃないし経験もない私をこのplacementに採用してくれた感謝を伝えました。同じようなバックグラウンドの人ばかりだとこっちも飽きちゃうから!だって。'Your English is good!!' のフォロー付き。どこまでも優しい。

終演、お客様のお見送り。

夜公演まで1時間くらい休憩。
General managerさんとステージマネージャーさんに近くのおすすめカフェを教えてもらい、お出かけ。
スタバに行くというステージマネージャーさんと、途中まで道が同じだったので話しながら向かいました。普段どんな舞台観るか、とか。

カフェで優雅な1人ランチをして劇場に帰宅。
夜公演に来る予定だったボランティアの子が体調不良らしく、私とgeneral managerさんの2人で回すことに。

1時間くらいまたCanvaで作業をした後、開場準備。
私がボックスオフィスで、general managerさんが客席入口。
客席入口は客席開場まで大きなお仕事がないので、general managerさんはそれまで事務所で作業をするそう。
対して忙しくない時間帯とはいえ、お客様対応私1人。
頑張って質問答えたりチケット引き換えたりしました。

その後無事客席開場、開演、片付け。
今日は他に人がいなかったのでgeneral managerさんと沢山話しました。出資者に向けたレポートを書いていたので、どういうことを書くのか、どういうところから出資を受けているのかを聞いたり、イギリスの舞台業界で働く上でマスターは必要なのか、キャリアの積み方を聞いたり。
その後「終演時は私1人でできるから帰ってもいいよ、どうする?」と言ってくれたので、Canvaの作業を終わらせて早帰宅。

自分から動けるようになってきた、
役に立てていそうなお仕事ができた、
劇場関係者さんと話して仲良くなれた、
大満足の帰り道でした、現場からは以上です。


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