正しさの勝利が気分いいんじゃないのか
誰かを好きでいる時間のぶんだけ、他の誰かが好きなものを憎み続けるのは苦しい。愛という名のもとに、大切なはずの好きな人を利用していないか。闘う武器にしていないか。無関心でいられないのは、誰かを憎むエネルギーをも好きな人に向ける愛情の燃料にしているからでは。自分だけが正しくて他の人の正しさを否定するなら、嫌いな人に出会うばかりの人生だ。他人が心から大事にしているものを傷つける権利が、誰にあるというのか。
争う人は正しさを説く 正しさゆえの争いを説く
その正しさは気分がいいか