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第75回 NHK紅白歌合戦 春予想

 早いものでもう4月。2024年も3分の1が終了しました(!)。
今年は、元旦から能登の方で大きな地震が発生し、各メディアも例年なら年末特番の視聴率などの記事を作成しますが、それどころではないような状況でした。一応紅白の視聴率などに関する記事はちまちま見受けられましたが。改めて亡くなられた方に心よりお悔やみ申し上げるとともに、被災された方々が一日でも早く日常の生活に戻れるよう心からお祈りします。

 さて、かなり先の事にはなりますが、今年の大晦日に開催されるであろう『第75回 NHK紅白歌合戦』の出場歌手及び司会の予想をしていきたいと思っております。あくまで個人の見解で予想をしておりますので、この記事を閲覧される際はそこを留意してください。なお、表記は紅組・白組それぞれアイウエオ順で書いていきます。確実・有力と思われる歌手を22組ずつの44組。当落線上にあるだろうと思われる歌手を20組ずつ40組の計84組を予想していきます。()内の数字は今年出場した際の記録回数となります。また、NHKは2024年3月31日の時点で旧ジャニーズ事務所所属のアーチストの新規起用を取り止めていますが、当ブログの予想では新規起用が再開される見通しを立てて予想をしていきます。従って、所属アーチストの名前もいくつか入れております。


司会予想

司会は第72回(2021年)以降、すべて統一されているので、今回もその方向に沿って予想していきます。

大泉洋

 第71回(2020年)は白組司会として、第72回〜第73回は司会を、そして第74回(2023年)は遂に白組歌手として紅白の舞台に立ちました。ここまで押されていると、次はもう司会と歌手を兼任する可能性も出てきました。忖度はともかく、司会としての実力は折り紙付きなのでそこは妥当だと思います。

橋本環奈

 第73回(2022年)以降司会を務めていますが、彼女の司会の腕はNHKアナウンサーと比べても本当に遜色がありません。なんと本番までに台本をすべて憶える規格外な人物。ここまで完璧だと、逆に交代しづらいというか、もし穴埋めが必要になった際にかなりハードルが上がるような気がするので、何らかのトラブルがなければ今年も続投でしょう。

浜辺美波

 昨年初の司会を務めましたが、とても安定感があって楽しそうに司会業をこなしており、初めてとは思えないほど素晴らしい対応力でした。今回彼女が続投と予想したのはこれ以外にも、本人が石川県出身であることも考慮しています。今回の紅白でもし震災のことを取り上げることになった際は、確実に彼女が進行を担当することになります。そうなると昨年の雰囲気とは打って変わってしまいますが、そこをどう対応するかで司会として本当の意味で手腕が問われるところだと思います。2年目の司会に期待です。

松岡忠幸アナウンサー

 ここは私の知識不足が故に全く掴めないので、とりあえずNHKの金沢放送局のアナウンサーを予想します。とは言ったものの彼はキャラ付けされている側面もあるので、前回の高瀬アナと少し近い雰囲気を感じます。そういった面では扱いやすいのではないでしょうか?

 

紅組の確実・有力な歌手(22組)

あいみょん(6)

 昨年、NHKの連続テレビ小説ドラマ『らんまん』の主題歌を担当。それ以前にもアーティストが18歳の様々な想いを聞いて新曲を制作する『18祭』を担当したりなど、NHKとの交流は深いです。よほどの事がない限り今年も出場だと思われます。

幾田りら(初)

 昨年はYOASOBIとして出場。『アイドル』のステージはJ-POP史に残る名ステージとなりました。今年はanoとW主演映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』の主題歌を歌唱。民放でも既に歌唱されています。anoがどのような扱いになるかが不透明であることと、幾田りら単独でもヒット曲が多数あることを考慮して一旦候補にしました。

いきものがかり(12)

 今年結成25周年。12年ぶりの全国ホールツアーを開催するなど精力的な活動が予定されています。また、近年では2008年に発売した『ブルーバード』が世界的なリバイバルヒットになっていることや、「夏の紅白」と呼ばれるNHKの音楽特番『ライブ・エール』に毎年出演していることから可能性は高いと判断しました。

石川さゆり(47)

 お馴染み演歌の超大御所。ここ十数年は往年の名曲2曲を交互に歌っていますが、今年に関してはその法則が崩れる可能性が例年以上にあります。なぜかというと、彼女の楽曲に『能登半島』という曲があるからです。NHKが番組内で今回の震災をどこまで掘り下げるかは分かりませんが、今年に関して言えばこの曲を歌う意義が相当あるように思います。

宇多田ヒカル(2)

 例年というか、本来ならこの人は当落上のリストに入れるべきなのかもしれませんが、私の個人的な願望と、自身初のベストアルバムの発売。『NHK MUSIC SPECIAL』への出演も決まっていることを考慮して候補に入れました。いうまでもなく日本を代表する国民的アーチスト。まだ紅白で歌われていない名曲はメドレーにしても足りないくらい山ほどあります。

XG(初)

 2022年にavex傘下の韓国法人 XGALXからデビューした日本人7人組ヒップホップ・R&Bガールズグループ。2023年には日本人女性アーチスト、日本人グループとして初めてアメリカのラジオチャート『Mediabase Top 40 Radio Airplay Chart』に『LEFT RIGHT』で40位にランクインしました。参考→(https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/122589
昨年末からNHKへの出演も増えており、期待が高まるアーチスト。

太田裕美(6)

 1974年にデビューした女性シンガーソングライター。『さらばシベリア鉄道』や『木綿のハンカチーフ』などの名曲で知られています。今年メジャーデビュー50周年。高齢者層の方たちには確実に需要あり。現在もライブやイベントなどの活動を行っていることなどから、候補に入れさせてもらいます。

坂本冬美(36)

 こちらも言わずと知れた演歌の大御所。さゆりさんと同様に能登地方が舞台の『能登はいらんかいね』という楽曲が存在します。また3月に出演した『うたコン』では、当時のMVの撮影の際に参加してくださった、輪島を中心とした伝統芸能『御陣乗太鼓』の皆さんと共演したいと仰っていたので、もしかすると紅白がそのリクエストに応える可能性もあるかもしれません。

櫻坂46(4)

 昨年はライバルグループの日向坂46と入れ替わる形で出場。海外公演やCD売上の大幅な回復によって一気に話題性を集めました。今年もその勢いは衰えることなく、彼女たちの独特な世界観で繰り広げられるパフォーマンスは若者から共感を浴びています。グループ内での問題や不祥事が起きなければ今年も出場は堅いと見ています。

椎名林檎(9)

 昨年デビュー25周年を迎え、紅白でも圧巻のステージを繰り広げてくれました。今年は彼女がVo.を務める『東京事変』がデビュー20周年を迎えますが、個人的にはソロで出場してほしいところ。最も4月にソロ名義で新曲を出すのもそうですが、まだ紅白で歌われていない名曲が多数あることもその理由です。『本能』『罪と罰』辺りを披露してほしいところですがどうでしょうか。

Superfly(8)

 昨年は体調面での心配もありましたが、なんとか復帰して精力的なライブ活動も再開しています。第66回(2015年)以降、出場可能な年は出場している常連です。キャリア的にもそろそろトリや大トリを任せてもいい気はしますが。

天童よしみ(29)

 今年70歳を迎える演歌の大ベテラン。高齢を感じさせない歌唱力とキャラクターは今も健在。大阪府出身であることから来年の大阪万博を交えたステージになる可能性も。

DREAMS COME TRUE(16)

 今年デビュー35周年を迎える国民的バンド。正直にいうと彼らもここではなく当落上に入れる方が無難と考えるのが一般的です。(落選というよりも辞退の方が可能性としては高そうですが…)ここは私の願望もあるのでリストに入れました。ただ、35周年記念ライブの日程が年内だと12月29日まであります。紅白単位で考えると幸先が悪いです。

New Jeans(2)

 昨年はなんと本番2日前に特別出演が決定。パフォーマンスは事前収録でしたが、多忙なスケジュールの中でなんとか調整がついたということでしょう。実際、NHKホールにも足を運んでくれてました。さらに、日本デビューも決定。東京ドームでの単独公演も予定されており、今年の出場もかなり堅いかもしれません。出場回数については不明ですが、一応昨年もカウントされていると仮定して2回目としています。

乃木坂46(10)

 昨年は1・2期生がいない初の紅白でしたが、見事に乃木坂らしさを全開にしたステージを繰り広げてくれました。現在6期生の応募が始まっていますが、年末のステージには立つのでしょうか?もし出場の場合、今年で10年連続になります。時が経つのは早いなと感じます。

Perfume(17)

 昨年は出場できるかどうかかなり怪しいところではありましたが、もうここまで来ると向こう2〜3年は安泰のような気がしてきました。全盛期ほどではないものの、しっかりと数字は持っていますし、NiziUとの交流で数年前より話題性が増えたようにも感じます。

松田聖子(25)

 第72回(2021年)を辞退して以降、紅白のみならずメディア露出もほとんど見られませんでしたが、今年になって海外アーチストとのコラボや『MUSIC FAIR』への出演など復帰の兆しがようやく見えてきました。デビュー45周年イヤーに突入する今年、再出場する可能性はここ数年で一番高いです。しかし、置かれた状況を考えると確実とまでは言えないところ。

MISIA(9)

 日本最高峰の歌姫。近年の紅白はもうこの人がいないと締まらないと言っても過言ではないほど圧倒的な歌唱力と存在感を魅せてくれます。ただ、5年連続で全て紅組のトリ、もしくは大トリを飾っている状況です。さすがにワンパターンという印象は否めないので、そろそろ代わる時期でもあるのかなと考えています。もしかするとこの人の場合、トリ以外考えられないところまできているので落選という可能性もなくはないかもしれません。

ME:I(初)

 韓国のオーディション番組『PRODUCE101』の日本版『PRODUCE101 JAPAN THE GIRLS』にて誕生した11人組ガールズグループ。彼女たちのデビューは4月17日なのでここは完全に当てずっぽうです。先輩のJO1が出場までに3年弱かかったことを考えると可能性はそこまで高くないような気はしますが、NiziUのような社会現象クラスにまで達すれば出場はあるかもしれません。

水森かおり(22)

 2月に発売した新曲『三陸挽歌』も見事にオリコン1位を獲得し、普通なら出場は確定と言いたいところですが、近年の紅白での演歌歌手の扱いを考えると少し微妙なところ。特に昨年のドミノは歌っている姿がワイプに映し出される始末。なんとか、ご当地ソング47都道府県完全制覇するまでは出場してほしいところ。(2024年3月時点では45都道府県を制覇。)

YOASOBI(4)

 昨年は『アイドル』が社会現象クラスのヒット曲で世間の話題の中心にいたYOASOBI。紅白でのステージも凄まじいものでした。さらに昨年の『18祭』も担当。今年の活動についてはまだアナウンスはありませんが、ここまで来るともうそれは関係ないでしょう。お二人が首を縦に振るか横に振るかだけの判断になると思います。

緑黄色社会(3)

 今年は『Nコン 中学生の部』の課題曲を担当することも決定しているので、出場はこの22組の中で一番堅いのではないでしょうか?演出は髭男と同じようにバックに映像を映し出すのでしょうか?個人的にはそろそろNHKホールで合唱団と一緒に歌ってほしいのですが。

紅組の当落線上の歌手(20組)

aiko→昨年25周年、『SONGS』にも出演していましたが出場はなし。今年は『劇場版名探偵コナン』の主題歌も担当しますが、ヒット次第というところでしょうか?
 
新しい学校のリーダーズ→今のところ『オトナブルー』ほどのヒットはなし。もう一発当てる可能性もあるので夏頃までは注視したいところ。

Ado→昨年の演出を考えると、連続で出場する感じではないような気がします。特に今年は、世界ツアーなどのライブ活動に専念している印象があるので、無理して出場というのは考えづらいです。

ano→なんだかんだ今年も各方面で活躍していますが、紅白はまだ読めないところ。ゲスト出演という形もあると思います。

Awich→AIやゆりやんレトリィバなどと歌っているフィーチャリング曲「Bat Bitch 美学 Reimx」が各音楽番組で披露されたこともあり話題に。数字こそ持っているものの、ヒップホップ系が紅白に出場した例はかなり少なく優先順位としては低めか。

倉木麻衣→今年デビュー25周年。記念ライブツアーも開催を予定していますが、復帰はレーベルの判断次第だと思います。

JUJU→昨年まさかの復帰。今年はデビュー20周年の年ですが、アニバーサリー系で連続出場した例がほとんどないことを考慮するとなんとも言えないところ。ただ「スナックJUJU」がかなりNHKで取り上げられているのが気になります。

田中あいみ→期待の新人演歌歌手。細川たかしの弟子であり、その類稀な声質と声量は師匠さながらと言っても過言ではないほど。民放のバラエティ番組や「うたコン」などに出演しているので、知名度はそれなりにありますが女性演歌の大御所と入れ替わるほどかと言われると、少々微妙なところではあります。

ちゃんみな→彼女も日本のヒップホップ代表として多数のヒット曲を持っていますが、紅白歌合戦となるとやはり壁があるという印象です。

TOMMO→期待のシンガーソングライター。昨年初の全国ツアー『TOMOO 1st LIVE TOUR 2022-2023 "BEAT"』(全国5都市5公演)を開催しました。また、ホールワンマンツアーを東京と大阪のNHKホールで開催しているくらいNHKとの関係は良好なので、知名度が追いつけば一気に可能性は高まると思います。

中島みゆき→4月から18年ぶりに『プロジェクトX』の新シリーズが放送。
NHKのタイアップがあった年は出場していましたが、過去2回のインパクトを考えるとそれよりはという印象。
(2002年→『プロジェクトX』タイアップ・「地上の星」が大ヒット。)
(2014年→NHK連続テレビ小説『マッサン』のタイアップ。)

中納良恵・趣里→ブギウギチーム。昨年はスケジュールの都合上コーナーがお蔵入りになったと噂されました。趣里さんがあまりドラマ以外で顔を出していないのが気がかりなところです。出演するにしても紅組ではなく企画ゲストとしての方が無難ではありますが。

NiziU→ここ数年、人気の低下が見受けられます。また同系統グループの対等もあり紅白単位だとかなり危ない状況です。昨年の選曲がプレデビュー曲だったことを考えると、もういよいよというところでしょうか?

羊文学→「more than words」がTVアニメ『呪術廻戦 渋谷事変 編』のEDテーマになりたちまちヒット。しかし、ヒットした時期が時期なのでタイミングを考えると難しいのではないのでしょうか?

日向坂46→昨年は勢いが失速し、4年連続で出場していましたが落選してしまいました。今年が勝負時ではありますが、その矢先にエースの齊藤京子が卒業を発表。かなり幸先が悪いです。

BLACK PINK→今や世界を代表するK-POPアーチストですが、BTSなどと同様。優先順位的には米国の方が上といった印象です。

松任谷由実→ここ数年は特別枠で隔年で出場している状況。実はユーミンは石川県の観光ブランドプロデューサーを務めており、ご縁があるとのこと。もしかすると、今回の震災の件とその繋がりで特別出演する可能性はあるかもしれません。

MISAMO→ここに関しては再びTWICE化する可能性もあるので予想がすごく難しいです。

milet→今年デビュー5周年。1年目は話題の曲、2年目と3年目は冬季五輪のタイアップで、4年目はMAN WITH A MISSIONとの共演で出場していましたが、今年はどうでしょう?曲がいい割に話題性が追いついていないのが不憫な気もしますが、NHKはどういう評価をするのでしょうか?

LE SSELAFIM→K-POPとしては快挙の2年連続出場。ここはもう自身のヒットと他グループの勢い次第でしょう。

白組の確実・有力な歌手(22組)

ENHYPEN(初)

 BTSの所属事務所としても知られているHYBEの7人組K-POPボーイズグループ。昨年、日本レコード大賞の特別国際音楽賞を受賞。その前の年に受賞していたSEVENTEENが昨年紅白に出場したので、その理論で言えば今年出場なのですがどうでしょうか?最も数字は持っていますし、日本国内での人気も高いです。K-POPの中ではかなり有力だと思われます。

大泉洋(2)

 昨年は10月に『SONGS』内で発表した新曲で出場。まさに晴天の霹靂でした。今年に入ってから音楽番組への出演が急増。これでもかというほど事務所から猛プッシュされています。もしかすると司会と出場歌手を兼任する可能性もあるかもしれません。

Omoinotake(初)

 「幾億光年」はTBS 系 火曜ドラマ『Eye Love You』の主題歌として書き下ろされた楽曲。ドラマがスタートするや否や大ヒット。配信での数字もかなり持っています。4月に『Venue101』への出演が決まっており可能性は一気に高まった印象です。

Creepy Nuts(初)

 TVアニメ「マッシュル」2期オープニング主題歌「Bling-Bang-Bang-Born」が大バズり中。この曲を耳にしない日はないレベルでヒットしています。今年の紅白で絶対に出場してほしいというか、呼べるかどうかで番組の質が決まってしまいます。果たしてどんな演出になることやら。

郷ひろみ(37)

 演歌の大御所が勇退してからは白組のリーダー的存在に。今年は「2億4千万の瞳」ではない年。個人的には「よろしく哀愁」や「言えないよ」などの聴かせる曲を歌ってほしいところ。ただ今年69歳になるとは思えないフットワークの軽さをアピールするのであればアップテンポの曲の方が合っていますがどうなるでしょうか?

THE ALFEE(2)

 今年デビュー50周年。アニバーサリーツアーもこの春からスタート。個人的に白組の中で一番出場してほしい歌手でもあります。紅白は第34回(1983年)のみで自身最大のヒット曲「星空のディスタンス」も未歌唱なので是非歌っていただきたいところ。

JO1(3)

 ここは後輩のINIと迷いましたが、知名度やサブスクの再生数を見て判断しました。INIが出場する可能性も十分にあります。

純烈(7)

 新メンバー岩永洋昭さんは昨年が初紅白でしたが、安定した歌いっぷりと個性的なキャラクターで初出場とは思えないパフォーマンスを魅せてくれました。演出は残念でしたが….

鈴木雅之(7)

 第71回(2020年)で復帰してから昨年まで4年連続で出場。すっかり常連になりました。そろそろ同じ苗字のあの人とのデュエット曲を聴きたいところですが。

SixTONES(4)

 現在、旧ジャニーズ事務所のタレントはNHKからの新規出演を止められている状況です。想像以上に厳しい目で見られている印象なので今年も出場できるかどうかというところですが、もし解禁されれば彼らは出場するでしょう。

Snow Man(3)

 こちらも同様、新規出演が再開されれば今一番に出場するでしょう。人気もそうですが、ファンダムの熱量は凄まじく直近1年で発売したCDは全てミリオン達成。NHKとしては呼び込みたくて仕方ないでしょう。しかし、一つ懸念点なのが昨年末に紅白との絶縁宣言の記事が出たこと。もしこれが本当なのであれば、紅白側としてはかなり痛手になるのではないでしょうか。

SEVENTEEN(2)

 昨年の紅組同様、K-POPは初出場した2組のうちどちらかが連続出場すると見通しを立てて彼らを予想します。現時点ではかなり予想が難しいですが、日本国内での人気を考慮すると彼らの方がやや有力というところ。ただ、兵役の件もあるのでそこが気になるところです。

Number_i(初)

 元King & Princeの3人からなるグループ。今年元旦に配信された「GOAT」はそのパフォーマンスの高さが話題を呼びたちまちヒット。4月頃から民放の音楽番組にも出演し始めていますが、テレビ初披露はNHKの『Venue101』。旧ジャニーズ事務所との新規契約の停止を余儀なくされているNHKからすれば頼みの綱でしょう。

BE:FIRST(3)

 今や国内ではトップクラスの人気を誇っているボーイズグループ。人気・実力・実績どれを取っても申し分ない彼らの出場は今年も堅いのではないでしょうか。ステージ以外での活躍にも注目したいところ。

福山雅治(17)

 この方も現在アミューズから猛プッシュされている一人です。昨年リリースの『想望』は各音楽番組での披露もあってか、かなり伸びている印象。出場はともかく、気になるのは曲順。MISIAさんでも書きましたが4年連続トリだとワンパターンで飽きてしまいます。2010年代頃の位置に戻れば逆に注目されそうな気もしますが。

藤井風(3)

 最新曲『満ちてゆく』が配信チャートで3位を記録。さらに日本人としては和田アキ子に次ぐ史上二人目のアメリカのアポロシアターでの単独公演が決定。本格的な海外進出に向けて動き出している彼は果たして出場してくれるのでしょうか?

星野源(10)

 ここ数年は中継もしくは事前収録での出演が続いていますが、そろそろNHKホールでトリを飾ってほしいところであります。それ以前に楽曲のヒット具合というところが少し心配される面ではありますが、ここまでキャリアを詰むともうそこは関係ないのかもしれません。

ポルノグラフティ(14)

 今年デビュー25周年。現在に至るまでずっと人気を維持し続けています。過去に13回出場していますが、『アゲハ蝶』や『メリッサ』といった名曲はまだ紅白で歌われていません。所属事務所もアミューズなので今回の復帰候補としては一番可能性が高いと思われます。

Mrs.GREEN APPLE(2)

 昨年はヒット曲を連発し、勢いそのままにレコード大賞受賞、紅白初出場と一躍時の人となりました。年明けにVo.の大森元貴が突発性難聴の診断を受け活動はややセーブ状態ですが、人気・実力を考えれば連続出場は堅いでしょう。とりわけヒット曲が多いのでこの先5年は出場できるだろうと考えております。

三山ひろし(10)

 昨年のけん玉世界記録はバツの悪い結果となってしまいましたが、今年も継続するのでしょうか?失敗された方の裏話をYouTubeで聞きましたが、
動画→(URL:https://youtu.be/t1npW-sRL44?si=h7Dv2o61U__jgvRM
もう無理してやらなくてもいいような気がします。本人の意向なのか、NHK側の提案なのかは分かりませんが、そろそろマンネリ気味になってきているのでやるにしても違うことをやってほしいです。

山内惠介(10)

 この人に関しては人気・実績は申し分ないのですが、紅白においての扱いが本当に酷すぎます。彼の歌など二の次のような演出ばかりで本人が不憫でなりません。せめて、NHKホールでアイドルがバックで踊るような演出に落ち着いてほしいです。欲を言えば、曲の世界観をバックにフルコーラスで歌ってほしいところ。

ゆず(15)

 こちらもすっかり常連に。これだけ出場していますが、歌われていない名曲は数多くあります。特に隔年で出場していた頃にリリースしたヒット曲が全然歌われていない状況です。民放の音楽番組にも多数出演しているので見飽きたという声もあるかもしれませんが、白組では数少ないトリを務めれるアーチストです。そういった観点から見るとまだまだ外せない存在なのではないでしょうか?

白組の当落線上の歌手(20組)

INI→JO1の後輩グループとしてデビュー。少しづつ人気と知名度がついてきましたが、ともにJO1が上回っているという状況。もしかするとLAPONEから2組出場もありえるかもしれません。

&TEAM→HYBEの日本支社・HYBE LABELS JAPANから輩出された多国籍グループ。日本国内での活動が特に活発であり。枠次第では出場の可能性は十分にあります。

Official髭男dism→昨年の春からVo.の藤原聡が声帯ポリーブを発症し音楽活動はほとんどセーブ中。それと同時に、大きなヒット曲がここ2年ほど生まれていません。国民的バンドではありますが、入れ替わりが多い近年の紅白ですから少々厳しいところがあるかもしれません。

King & Prince→2人体制になったと同時に事務所の問題が浮き彫りになってしまい、思うよにアプローチが出来ず埋もれている印象。昨年であれば確実に出場できた筈ですが今年はどうでしょうか?

King Gnu→『白日』がヒットした時と、NHKサッカーW杯のタイアップ時のみ出場で、それ以外の年は辞退している模様。日本を代表するバンドでありながら現在もヒットの中心にいる方たちなので、どうにか出場してほしいところ。

GLAY→今年デビュー30周年。記念ライブツアーも開催を予定していますが、復帰はレーベルとの兼ね合いや本人達の意向次第だと思います。

さだまさし→昨年はデビュー50周年での出場でしたが、ここ数年は特別枠も含めて出場が続いています。このまま常連になる可能性も少なくはありません。

SUPER EIGHT→今年2月4日に「関ジャニ∞」から改名。奇しくもそのタイミングでデビュー20周年、関西大阪万博のアンバサダーに就任中。これまで11回出場していますがその扱いはどうなることやら。色々と全く読めないです。

Stray Kids→SEVENTEENとどちらをとるかで迷いましたが、彼らにも十分可能性はあります。

SEKAI NO OWARI→今やJ-POPを代表するバンド。「Habit」以降の作品は過小評価され気味ですが、しっかりヒットして数字も残しています。4月には『SONGS』にも出演が決定。可能性は低くありません。

ZEROBASEONE→サバイバルオーディション番組『BOYS PLANET』にて選抜された9人組K-POPボーイズグループ。昨年のデビューから人気を博し、『Venue101』にも出演。3月20日に『ゆらゆら -運命の花-』をリリースし日本デビュー。日本での単独公演をKアリーナ横浜にて開催するなど、日本での活動も活発的に行われているので、ヒット次第では紅白もありえるかもしれません。

辰巳ゆうと→2018年に長良プロダクションからデビューした演歌歌手。デビュー1年目ながら、日本レコード大賞 最優秀新人賞を受賞する快挙を達成。事務所の先輩でもある氷川きよしが休止して最初の紅白であった昨年は出場する大チャンスでしたが、残念ながら叶わず。やはり数字といった点で評価がされたのでしょうか。

なにわ男子→事務所の問題と、メンバーの交際疑惑などが重なり人気が低下気味。2年前と比べるとかなりしんどい状況にあります。

新浜レオン→演歌歌手ながら「捕まえて、今夜。」はなんと『名探偵コナン』関連作OPテーマに起用され、楽曲のサビの振り付けである「窓拭きダンス」がSNSで火がつき話題に。昨年は惜しくも出場を逃しましたが、「うたコン」への出演ペースは準レギュラーと言っていいほど多いです。数字が追いつけば可能性は大いにあります。

Vaundy→映画『ドラえもん』の主題歌を担当しヒット中。しかし、紅白でドラえもんの楽曲が歌われた例はごく僅か。特にここ10年は全く披露されていません。それ以前に出場してくれるかどうかの問題ですが。

爆風スランプ→今年デビュー40周年を機に再結成。10月にライブツアーも決定しています。彼らの代表曲「Runner」が今も歌い継がれていることや、所属事務所がアミューズであることを考えると可能性は意外にあるかもしれません。

MAN WITH A MISSION→昨年はTVアニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』のOP・EDをmiletと担当し初出場。こちらもとりわけ名曲が多いので連続出場してほしいですが、レーベルや枠を考えると難しいところではあります。

米津玄師→NHK連続テレビ小説『虎に翼』の主題歌として書き下ろした新曲「さよーならまたいつか!」をリリース。NHK関連で米津玄師が楽曲を提供するのは2019年の「カイト」以来。ここはもう本人の意向次第といったところでしょうか。

RIIZE→SMエンタテインメントからデビューした7人組K-POPボーイズグループ。1月にリリースした「Love119」はJapanese Ver.もリリース。5月にはグループ初となる日本公演が国立代々木競技場第一体育館にて開催予定。ZEROBASEONEと同様に『Venue101』に出演しているのでこちらもヒット次第というところでしょうか。

L'Arc〜en〜Ciel→今年デビュー30周年。近年ではVo.のhydeが単独でYOSHIKIとの友情出演といった形で出るケースが非常に多いので、出場する可能性も。

総括・まとめ

 以上が4月時点での予想となります。次回の夏予想は7月を予定しております。そこから9月・11月で最終の予想を投稿予定です。また次回からは、特別企画の予想も立てていきたいと考えております。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。今後とも、当ブログをよろしくお願いします。



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