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心が壊れる時

私は仕事柄、多くの子どもたちと接していて、多くのお母様とも接しています。

関わる人数が増えてくると、一定数出てくるのが「心が壊れてしまう子」もしくは「心が壊れそうになっている子」。

原因はほぼ同じで、キャパオーバーです。

私が出逢うお子さんたちは、当然、私が運営している教室やスクールに通わせてくださっているので、虐待や放置ではなく、むしろ期待をかけて手厚く育てられているお子さんたちが多いです。

たくさんの期待を背負って、背負いすぎて、がんじがらめになって、我慢して我慢して我慢して、ある日突然ポキッと折れてしまう。

私がお話した何人かのお母様は、自分が原因だとおっしゃっていました。

そして「早くに気づかせてくれて良かった。」と。

本当にその通りだと思います。

もっと我慢ができる子は、中学生になっても高校生になっても、大学生になっても、社会人になってもずっと我慢し続けるかもしれません。

でも、心の負担は、その分多く積み上がっていくのですから、折れた時のリカバリーの難しさは幼い頃の比ではありません。

先に挙げたお母様たちは、

「自分が子どもを追い込んでしまった、子どもが早く教えてくれて良かった。」

と受け入れられる、謙虚で愛情豊かな方々です。

そういうお母様で良かったなぁと思います。
きっと、大切なお子さんも心の健康を取り戻せます。

田中素子

生徒さん達をもっとHAPPYにする活動に使わせていただきます☆