子どもたちとの夜
怒涛の、8/8-8/9 Creo BOX お泊まりCreo について書きます。私にとって「子どもと寝る夜」は初めての事でした。
いつもは「先生」でいることが多く、子どもと「生活」や「日常」を共にする機会はありません。
今回のお泊まりCreoはみんなとっても楽しみにしてくれていて、海外旅行から帰国したばかりの子まで、
「今年の夏の1番の楽しみはお泊まりCreo!」
と言っていたという話を聞いていたので、本当に1人で子どもたちを楽しませられるのか、ドキドキしていました。
そんな、子どもたちからの要望は「大人は素子先生だけにしてほしい」でした。
だとすれば、親御さんと違う立場の大人である私に求められていることは、親御さんの役割をしない事。
というわけで、ほとんど「お世話」をしないで、子どもたちにお任せをしました。
「先生ー、ゴミ箱の袋がいっぱいですー。」
「本当だね。どうしたらいいと思う?」
「新しいゴミ袋を入れよう。」
「先生ー、洗い物がいっぱいで置く場所がありません。」
「どうしたらいいと思う?」
「拭いて片付けようか!」
「先生、床がびちょびちょです。」
「わー、本当だねぇ。どうする?」
「これで拭こうか!」
たくさんの質問に対して、答えではなく、考えてみて、という返しをしていき、ついには、
「私に質問するのは最後にしようか。まずは、みんなで相談して、みんなで考えて決めてみよう。それでも分からなかったり、できなかったら私に聞いてね。」
と、まずはお互いに相談し合う事を提案しました。
そうしたら、役割を決めたり、アイディアを出し合ったり、自分たちでテキパキテキパキ、夕食の準備から後片付けまで、ワイワイと楽しそうにやってくれました。
続きます。
田中素子
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