2022年ありがとうございました!
ジャックと音楽の木/Creo BOX 田中素子です。
2022年も無事に12月31日まで辿りつきました。
暦というのは、とても不思議なものです。
今日は何の変哲もない冬の土曜日、明日も何の変哲もない冬の日曜日。
先週とも来週とも何も変わらないようでいて、大きな線引きがされている日。
それが、今日と明日。
また来週会う人とも、あたかも1年先に会うかの様な声がけをして別れます。
こういうリセットの習慣は、自分の現在地を確認するのにも、とてもいいなぁと思います。
去年の今頃は…
今年一年を振り返って…
今年の目標は…
ずるずると惰性となってしまった習慣を引き継がず、見直しと反省をして、新たな目標を立てて、また希望を持って進んでいく。
面白い事に、何年も何年も同じことを繰り返して、今ここにいるわけです。
そう考えると、1年ごとにどんなフラグを立ててきているかが、大きな人生の流れを決めているのかもしれません。
さて、私はというと、物質的なものや、名声や成功、派手なパフォーマンスや評価などといった社会的な軸による目標や夢が年々と少なくなってきています。
年々強くなっているのは、
「こども達に、本質的な教育の場を作りたい。」
という想いです。
答えを知ること、何かができるようになること、競争をすること、勝つこと負けること、損得を考えること、将来のために生きること。
長い間、スピードと効率重視で、抜け落ちてしまった教育の大切な部分は、本気で取り組もうと思ったら、時間がかかるし、揉めるし、泣くし、混乱するし、進度も遅い(笑)。
でも、かけがえのない今感じる体験を味わい感じ、仲間と共に共有し、一緒に成長し合い、自分の価値観を確立し、他者の価値観を受け入れて、新しい価値を創造していくこと。依存しない自分の力を養うこと。
一歩一歩の積み重ねの先には、自信に満ちた笑顔が待っているのだと、確信できた1年でした。
私の夢は、そんな場所を広げていくことです。
そして、同じ想いを持っていながら、自分一人では燻ってしまっている指導者・表現者の方々の活躍の場をつくり、一緒に力を合わせて、大きな価値を創出していくことです。
そして、こども達にはそうやって生きている大人達の姿を見てほしい。
奇しくも、今年は、今までとは違う助成金に2回落ちて、リベンジで再申請に取り組んで(1つは採択、もう1つは二次審査中)、更に、両方落ちた時のためにもう1つ申請し(こちらも審査中)、事業計画を5回も書いた年でした。
想いや計画、マーケティングや資金繰りなど何度も何度も書き直すうちに、思い描いていた大きな夢は、足元一歩一歩を見据えた計画と目標になりました。
もちろん、助成金や補助金はいただけたら、本当に救われます。
でも、申請するための事業計画を立てる、という行動自体がギフトだったなとすら思うのです。
私一人で経営してて、誰にも何にも指図されないのですから、計画立てずに進むなんて、普通のことです。日々やる事はたくさんあるし、何よりとても面倒です。
でも、私が見据えている未来は、もっともっと遠くにあり、とんでもなくお金がかかり、普通に不可能だと思う場所にあるのです。
そこからの景色が見たい。
たくさんの人たちと一緒に見たい。
だから、2023年は仕切り直さず、このまま進みます。
もうじき、起業して5年。
こんなに幸せだって、あの時の私に教えてあげたいです。
合同会社TiSEg、ジャックと音楽の木、Creo BOX、そして、私自身と関わってくださっている皆さま、本当にありがとうございました。
2023年が平和で愛の溢れた年になりますように。
https://jaques-musictree.com/creo-box/
田中素子
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