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9年越しの願い

ジャックと音楽の木 田中素子です。

今日(12日)、夜が明けたら、未就園児さんのリトミッククラスを担当して頂いている鈴木美里先生と、4月から年少クラスに進級される生徒さんとの、最後のリトミックレッスン&修了式です。

2020年度は新型コロナ感染症の影響で、レッスンの人数制限をしていた事から、みんなが一同に顔を合わせる機会がなかったので、最後はみんなで一緒にリトミックをしたいと大きな会場を借りて企画したのでした。

それにしても、私の思い入れが異常に強く、これは何なのだろう...と思っていたら、前日のこんな深夜(2:00過ぎ)に、気が付いてしまいました。

もう本当にすごくすごくパーソナルな想いなのですが。

私が初めて美里先生に会ったのは、某音楽教室で、美里先生が担当するリトミッククラスのアシスタント募集に応募した時でした。美里先生のレッスンがとても楽しくて、それがダルクローズ・リトミックを知るきっかけになったのですが、それはさておき。

2012年3月、美里先生の長男くん出産に伴い、私が当時の生徒さん達を引き継ぐ事になって、美里先生がいらっしゃる最後のレッスンは、先生立ち会いの元、私がする事になっていました。

リトミックレッスンデビューが美里先生のさよなら会でもあったので、すごくすごく準備をして、美里先生へのサプライズも用意していました。

ところが、その直前に美里先生は入院をしてしまい(その時の長男くんは元気に誕生して、今でもとても元気です!)、私は、生徒さん達と一緒に美里先生にお礼を言う機会を逃してしまったのです。

それから、再び、ジャックと音楽の木で一緒にお仕事をする事になり、初めての美里先生クラスを卒業する生徒さんが誕生する2020年3月末。

新型コロナ感染症の影響で、遮断するように突然休講に入ってしまい、またしても、生徒さん達と美里先生にありがとうを言えずに終えてしまったのです。

だから、今日、夜が明けて迎える時間は、私の9年越しの悲願なのです。

美里先生のクラスで笑って過ごしたこども達が、ちゃんと美里先生のクラスを卒業できる。

それを、きちんと見届ける事ができる。

なんて事のない当たり前の事なのですが、私にとってはやっと迎えられるこの日が、愛おしくて仕方ありません。

そして、いつの時代よりも多くのこども達が、私の願いを一緒に叶えてくれます。

一つ一つが幸せで愛おしい。

感謝です。


田中素子


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