Creo日記#6「みんなの夢」
恵比寿リトミック・ピアノ音楽教室「ジャックと音楽の木」
代々木アフタースクール「Creo BOX」
代表の田中素子です。
「Creo BOX」では、毎日のアクティビティ中、新しい刺激や発見を、目をキラキラさせて楽しんでくれています。
それだけじゃなく、お迎えの道すがらやおやつタイムにも、たくさんのエピソードがあるのが、アフタースクールの面白いところです。
ある日のお迎え時、こども達は、将来やりたい事の話をしていました。
少し前までは「たくさんお金をもらえる仕事」と答えていた子達に、変化が現れていました。
ケーキ屋さん
パン屋さん
パティシエ
カフェ
こども達の思いつくことは それまでの人生で出逢った事がある事です。美味しくて可愛い世界への憧れを感じます。
私が嬉しかったのは、こども達が、純粋にワクワクするものに想いを馳せることができる様になった事、そして「雇われる道」じゃなくて「つくりだす道」を想像している事でした。
「お隣にお店つくろう!」
「場所はどこにする?」
「水色の屋根にしたい。」
など、ワイワイキャイキャイ、妄想を膨らませて盛り上がってます。
なんだかその風景が、可愛くて羨ましくて、
「私も将来何かつくりたいなー。」
と思わず言ってしまいました。
言った瞬間、
「先生はもう大人でしょ!」
というツッコミを覚悟したのですが、こども達から出た言葉は、
「先生はもうつくってるでしょ!」
そうだった、私つくってるんだった!!
そうなの、私はつくったんだよ。
たくさんの先生たちとこども達や生徒さん達がいっぱい笑っている音楽教室とアフタースクールをつくったの。
こども達に「先生」だけではなく「自分のつくりたい世界をつくっている人」と見えている事を、とても嬉しく思いました。
私はこんな場所をつくりたいってこだわって、ゼロからつくったんだよ。だから、みんなにもできる。
そう心で思いつつ、
「えー、でも、先生だって、まだこれからつくるかもしれないよ?」
と言うと、
「えっ、まだつくるの?!」
と驚きの表情。
「だってさ、何歳になってもつくりたいって思ったらつくれるし、せっかく思いついたんだったら、つくりたいじゃん!」
「確かにー!」
夢は世界に制限されたものである必要はない。
これから出逢うたくさんの出来事の中で、オリジナルの夢を見つけて、オリジナルの人生をクリエイトして欲しい。
「ないなら考えよう、ないならつくろう!」
こども達にその力を身につけてもらう事が、Creo BOXの本当の願いです。
田中素子
生徒さん達をもっとHAPPYにする活動に使わせていただきます☆