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ラピュタの中は

2022年11月の旅ログです。
ブログからnoteに引っ越すに当たって、少し加筆修正をしながら投稿してます。
パンデミックの状況など、当時ならではの情報もそのまま載せています。
当時の私がたくさん助けられたように、明日の旅人さんの誰かの参考になれば幸いです。

色々ありましたが、やっとマチュピチュに入れます!
色々あった様子は、下記の記事をご覧ください。

雨季だったので、初めのうちは雲隠れしていましたが、時間が経つと晴れてきました。
雨季に行かれる方は、午後からのチケットの方がいいかも知れませんね。
晴れる確率が上がる気がします。

ついにマチュピチュに入る

何とかマチュピチュのエントランスを通過して、中に入りました。
この日は朝から雨だったので、雲の中をズンズン進みます。
すると、すぐ有名な見張り小屋が見えてきます。
原則ガイドさんを伴ってじゃないとダメらしいのですが、この時点ではいなくても入れました。

・・・というより、朝のデモ騒動でガイドの有無なんてチェックしていられる状況ではなかったですね(苦笑)
「とにかく、入れ。」状態だったので。
中の建物の意味などや正しい順路は、やはりガイドさんがいないと分からないので、他の方のブログやガイドブックを読んでくださいw

見張り小屋

最初に見えるのは

最初に見えてくるのは見張り小屋です。
見張り小屋を通過して、さらに進むとインカ橋へのルートも見えてきます。実際にそこに行くには受付をしないといけません。
なので、入り口だけ覗きましたw(霧で見えませんでした)

再び順路に戻って、見晴台まできます。
ここで、ガイドさん達は一斉に解説を始めます。
私も、ここでずーっとキリが晴れるのを待ちましたw
山の天気は変わりやすいから、あきらめないw
待つこと1時間以上。

すると・・・お?お、お、お・・・???
なんか雲の切れ間があるような・・・?
来るーーーーー!?(前に寄る)
キターーーーーーーーーーーーーーー!!!
みんな一斉に写真タイムです。拍手喝采。歓声の嵐ですw
もちろん晴れてる方がいいのですが、コレはこれで秘境感マシマシでラピュタっぽい💕(めちゃポジティブw)
ラピュタのサーーーーーーッっと雲が晴れてお城が見えた時の、あのシーンを思い出す!
粘った甲斐あって、曇りの中でも全景が見えたし本人は大満足です!
雨が降ってないだけで全然OK!しかも虫もいない。秘境感倍増w 十分です✨

入り口ゲート

見晴らし台を降りていくと、いよいよ中に入場

さて、いよいよ本格的に中に入っていきます。
どうやってこんなにきっちり石を積み上げたんだろう、と思いながら歩きました。もちろん、修復したり整備したりはしているのでしょうが、「最近作りました」って言われてもおかしくない気がするくらい、しっかりした街が存在してました。
「うお〜。私、今ラピュタの中にいるよ〜✨」
と、一人感激で打ち震えておりましたw
太陽の神殿やら段々畑なんかも見ながら、広い広い遺跡内を感動しながら歩きました。
途中にワイナピチュだったかマチュピチュ山だったかへ向かうルートも出てきます(曖昧ですみませんw)
途中で、ウサギさんにも遭遇したんですよ。嬉しい出会いでした。

耳が短い

ガイドさんの話を聞きながらだと、もっと時間はかかると思いますが、大体3時間か4時間もあれば、十分全部見て回れると思います。
一応、チケットは時間で区切られているので、自分が滞在できる時間は確認しておきましょう。
この時は、デモで時間がグチャグチャだったので、何時間でもいられましたw

終始ドキドキしながら歩いて、出口を出て最初に見た2階にレストランがある建物まで戻ってきました。
お昼は、村に帰ってから食べるつもりだったので、そのままバス乗り場に行きました(バス停はすぐ分かります)
30分も待たないうちに帰りのバスが来て、すんなり乗れました。
この時は、かなり空いてました。
無事、マチュピチュ村へ帰ってきてお昼ご飯を食べにレストランに入りました。
実は、ここでクスコの宿で仲良くなった子と再会の約束をして、一緒にランチを食べたのでした。
出会いって大事。また一ついい思い出が増えた。

クスコに戻ったのは夜

14時50分発の列車でクスコに帰る予定だったので、最後の散策をして帰りの列車に乗りました。

帰りは、夕焼けに照らされた山々を見ながら

行きの列車と同じではあるのですが、色々充実した気持ちに浸りながらボケーっと車窓を見ながら帰ってました。
クスコに着く頃には、真っ暗でなんだか一気に疲れを感じましたw
駅からは、言われるがままタクシーに乗りました。
割高かどうかは分かりませんが、疲れていたのでどうでもよかったw
でも、ぼったくられた感じはしなかったです。
日本から来たというと、運ちゃん喜んでくれました。
無事、宿に着いてシャワーも浴びて、一時はどうなるかと思ったけど良い1日だったなーと思いながら休んだのでした。

まとめ

中々行くまでが大変なマチュピチュでした。
しかし、世界中から観光客が来るのもわかるし行ける時に行けてよかったなーと思います。
ラピュタ勢なら、一度は憧れた場所ではないでしょうか?w
ペルーの情勢はまだまだ不安定で、明日どうなるかも分からない状態だと思いますが、行ってみたいと思うならタイミングを見て、一度行ってほしいなと思います。
行っても晴れてないかもしれません。
行っても想像と違うかもしれません。
でも、それは行ってみないと分からないです。
行った人だけが分かる空間です。
現地の人たちはみんなとっても良い人たちです。
観光地なだけあって、観光する手段もたくさん用意されています。
ぜひ、行ってみてください。

2024年の今、思うこと

ラピュタのおかげで日本でもかなり有名なマチュピチュです。
ですが、実際にいくとなると中々行ける場所ではないというのが正直なところではないでしょうか。
まず、距離的に地球の反対側だし言葉もスペイン語だし、予約取りにくいしと色々ハードルがあります。
でも、やっぱり実際にラピュタの中を歩いたということは、自分の人生において大きな財産となっています。
必要書類を揃えるのに苦労したことも、入る直前にデモに巻き込まれたこともより一層記憶に残る一因になっています。
良い経験したな〜と思えます。
実際のサイズ感や空気感も体験した人にしか分からないのが、旅の良い所ですね。


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