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紙とお花の曼荼羅展御礼

カフェギャラリー安曇野縁縁さんで、5月10日まで開催の、紙とお花の曼荼羅展 小林史✖️平塚千尋。昨日無事に閉会しました。実際にお越しいただいたり、気にかけて下さったりと、ありがとうございました。

展示の撤収の時にはいつも、アトリエに絵を持ち帰り所定の位置に仕舞うまでが展示、というつもりでやっているのですが、昨日のうちに仕舞うことはできませんでした。

というのも、壁掛けの絵を家に帰り箱から出して確認しながらしまうちに、(あ。この絵はここにかけよう)といろいろアイデアが浮かび、ギャラリーで使っていたキャプションなども再利用しながら、アトリエを整えることに発展しております。

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今回の展示では飾らなかった作品と共に並べてみると、また何だかいい感じで、いつまでも眺めていたい素敵なスペースに仕上がりました。どなたかが迎えて下さる前に、こうやって愛でていられることが、とても贅沢なことに思います。

作る毎に全くテイストの異なるものが生まれてくることが多々あるので、誰の目にも留まらない作品は意味も価値もないのではないかと疑心暗鬼になる時もあるのですが、昨晩にこのスペースができて、廊下への扉を開けるたびに嬉しくなり、(これでいいんだ)と、自分の在り方への信頼が一層深まりました。

5月はゴールデンウィークの忙しさと共に、勤め先の絵本美術館のクラウドファンディング、週末ごとの結婚式の司会のお仕事、そこに展示も加わって、一体この密な感じは何だろうと、日々淡々と過ごしながら眺めております。

意識をどう使うか、というか、エネルギーをどこに注ぐか、ということがとても大切。ということを、言葉ではわかっているけれど、実際どうするの?というところで、本当にたくさんのことが重なって起きているのだけれど大丈夫でいられるのは、外側にフォーカスしていることが減っているからだと気がつきました。そこへ、どうやって向かったかというと、自分に専念。自分に集中。そして自分を褒めて愛でる。それに尽きるなと思います。

なぜこの時期にそれが用意されたのかなと思うことがいくつかあったのだけれど、あぁなるほどと、合点がいきました。言葉ではちょっと説明できないので、このエネルギーを作品や、美術館での仕事や、ラジオで発する声という音に反映できたらと思っています。

次回の展示が、実は決まっていて、9月上旬に松本駅近くの井上百貨店さんのギャラリーで個展をさせていただく予定でおります。

これを読んで下さっている、ご縁のあるみなさまが、日々を安心の中で生きられるようにと、切に願います。身体をどうぞ大切に、今日を楽しんでくださいね。

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