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小林史個展〜生ききる〜2022.9.7-13井上百貨店本店ギャラリー

*展示のご案内*

2022年9月7日(水)〜13日(火)
井上百貨店 本店6階ギャラリー井上(西ホール)

小林史作品展生ききる 

点描曼荼羅・線画から発展した切り絵、アクリル画など、約40点を展示致します。ぜひご高覧下さい。

一歩を前に踏み出したら
すぐにその一歩目がなくなり
次の一歩を前に出す

春から夏にかけて
砂地の稜線上を歩いているような日々でした

出来事は次々と起き
足元のアンバランスさを感じつつ
自身のバランスを取りながら過ごすことは
容易なことではありませんでした

心が閉ざしていく感覚
笑顔がなくなっていく感覚
対立が浮き出てくる感覚
それらを感じるたびに

「バランス」「透明」「順調」

そんな言葉を自身にかけながら
日々を過ごしていました
 
どちらが上で、どちらが下か
どちらが正しくて、どちらが間違っているか
どちらが幸せで、どちらが不幸か
どちらが平和で、どちらが不和か

日常には二極があふれておりますが
どちらかを見ている限り
延々と見続けなくてはならず
そこでは答えは見出せません

ギャラリーの中の入り口は
左から
「岩戸」
「アカノセカイ」
「アオノセカイ」
「よだかの瞳」

この並びは
死から生へと向かい
今の生を生ききること を
表現しています


全日在廊しておりますので
タイミングの合う方はぜひお越し下さい。



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