5年ぶりに乳がん検診を受けた話。

5年も空いてしまった理由。市の検診のハードルの高さ。

5年前までは広告代理店に勤めており、ハードな毎日を送っていた。

広告代理店は身体を壊す人が多いからか、若干25歳の私でも手厚い健康診断が受けられて、25歳からバリウム、子宮ガン検診、乳がん検診、眼底眼圧検査までしてくれていた。

しかし、30歳でベンチャーのIT業界転職し、多分一番安いであろうプランの健康診断になってしまってからというものの、子宮がん検診は毎年受けているが、乳がん検診は受けなくなってしまった。

というのも市の乳がん検診は40歳までマンモが受けられず、39歳以下は近くに乳腺外来などないもので、(乳腺外来がある病院なんて滅多にないはず)風邪引いた時お世話になっている、おじさんの先生がいる内科で触診しか受けられないのだ。

内科の先生だって色々乳がんのことも知っているのだろうけど、家族がしょっちゅうお世話になるような内科に触診してもらうのは、恥ずかしさが先だって気が引けていけないのであった。。

結婚と出産を経て

そんなこんなで結婚も出産もし、卒乳から一年以上経とうとした先週、脇にコリコリとした硬いしこりを見つけた。そういえば最近生理前になると胸がすごく硬くなり痛みも感じていた。

ちょっと嫌な予感がして、ネットで即検索。

乳がんのことが色々出てきて、もう一刻も早く乳腺外来にみてもらいたいきもちになった。「あーなんで五年も検査に行かなかったんだろう」と。

ちょっと家から離れたところに乳腺外来を見つけたので仕事を休んで早速行ってみた。久々のマンモグラフィー。

胸を板に挟んで押し付ける。

卒乳から一年以上も経つのにまだ母乳がタラタラとでてきてしまい、驚いた。エコーも久々であれは何回やっても緊張する。一箇所だけ黒くなっているところがあり、それは私でもわかった。

検査技師さんの顔色ばかり伺っていた。すべての検査が終わり、先生のお話を聞くと、結果はなんでもなしとのこと。

脇のしこりは粉瘤と言って、しぼうや垢がたまってできたものらしい。手術でとってもいいよと言われた。

エコーでみえた黒い部分は若い女性にはよくある、生理の周期などで出たり消えたりするお水みたい。

えーそんなのが出たり消えたりするなんて知らなかった。ホッとした気持ちとずっと心の中で受けなきゃななっと思っていたことをやり遂げることができて達成感みたいのもあった。

子供の看護で有給も残りわずかだけど、やはり健康第一。自分のことを大切にしていかなくてはと改めて実感した。

検診は毎年受けよう。勇気を出して。

女性のハキハキとしたとてもいい先生に出会えたのも大きい。病院の先生との巡り合わせも大切だと思う。

先生は来年も同じ月に検査の予約を入れてくださった。

行きつけの安心できる病院がまた増えた。これも仕事を休んでちょっと勇気を出して病院に行ってみたおかげだと思う。

何か同じような症状のある方などが参考になるといいな。





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