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ミリのアンチーテーゼをかつて抱いてた話

今日はミリアニ第1幕公開から1年にして、矢吹可奈の誕生日
前者のことは語り尽くしたような、このスペースだけでは語りきれないようなものなので省略。第1幕を見た後、充実感と脱力感とともに池袋を東から西へ向かったあの夜からもう1年経とうとしてるのか

という訳で今回は可奈に対する自語り。振り返ると担当のことをブログやnoteでガッツリ語ったことも無かったが、可奈に対してはPになってからの4年、そしてこの2年ほどで印象が大きく変わりかけがえのない存在になったと振り返った時に思ったので深夜テンションで敢えて書き綴る。

受け取り方によってはマイナスな内容も含みますので、苦手な方はブラウザバックをしてください。

ミリオンライブを好きになったのはなぜ?

ミリオンライブという存在に出会ってからはもうすぐで丸6年、ミリシタを始めたタイミングを起算としてミリPとなってからは4年。
リアルアイドルには興味を持たないはおろか、アンチ視すらしている自分がミリオンライブを好きになってミリシタを始めた理由は何だったか。
答えは単純で歌が上手くて、歌が強かったから。FairyTaleじゃいられない、流星群、プラリネ、アイル、ほぼこの4曲のきっかけでこれらに要素が集約されてる。

そんな中で始めたミリシタ。ミリシタを始めた時点ではアイドル39人(52人)の顔と名前と中の人が分かるわけがなく、ここで初めて知るアイドルばかり。そこで出会ったアイドルの1人が矢吹可奈。言ってしまえば矢吹可奈はミリオンライブに対して抱いてた印象へのアンチテーゼだった。

歌が上手くない

個性として音程が正確でない部分が前に出ていること。これが当時の理解の足りなかった自分にとっては許せない点となり、マイナスなイメージだった。
後しずしほ過激派としてかなしほを認められなかったのだと思う

転機①おまじない

ミリシタをやっていくなかで、歌が上手くないということ以上に歌を愛するという部分へ理解が強まった。君彩が刺さったのも一助だった。
そんな中大きな転機となったのはソロ曲であるおまじないに出会ったこと。これは2年前の夏前くらいの頃である。
おまじないのCメロに「いつでもそうくちびるに歌を」という歌詞がある。"くちびるに歌を"はドイツの詩人ツェーザル・フライシュレンの「Hab' Sonne im Herzen」という詩の第二連に出てくる"Hab' ein Lied auf den Lippen"の訳だと解す。同名の小説が映画化もされているが、筆者が思い出すのは信長貴富作曲の合唱曲である。
組曲の最終楽章であるこの曲は、ドイツ語と日本語の歌詞で紡がれる繊細さとダイナミックさが組み合わさった楽曲である。大規模な地区合同合唱として歌った経験もあり、筆者の非常に思い入れの強い楽曲である。

そんな思い出のある曲を、歌を愛する彼女のソロ曲の一節に入っていること。それが非常に嬉しくて可奈沼に浸かる一歩だった。

転機②Blooming Clover

そして外すことのできないきっかけはやはりBCである。2022年末からの無料公開から追っかけた。
BC1話の志保の可奈に対する印象は、正に自分が可奈に出会った時の印象そのものであった。
しかしBCの中で可奈も志保もCloverも成長していく。その過程を追っていく中でより思い入れが強くなった。合唱部設定が色濃く出ている点も好きだった。そしてかなしほを受け入れるようになった

Act-4Day1、可奈のペンラを持っておまじないに声援を送った。4年前では想像できなかったことであろう。可奈の歌をとにかく愛する気持ち、同志のような気持ちが伝わったこの4年間であった。

矢吹可奈のこの1年に幸あれ

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