分析班での業務を始めて思うこと/髙梨香子

こんばんは。AS班1年の髙梨香子です。
今回は前回に引き続き「分析班での業務を始めて思うこと」というテーマで書かせていきます。
Noteは初めてで読みにくい部分もあると思いますが、最後まで読んでいただければ幸いです。


スポーツ、特にラクロスは絶えず状況が変わり全く同じ状況はなかなか起こりません。偶然キャッチミスをしたり、偶然狙っていた相手にパスが来てカットできたり。いくつもの偶然によりアクションが起こるので、2度と起こらないようなその1回を分析する意味はあるのか、最初は疑問に感じていました。

ですが実際分析班に所属しビデオ分析を行ううちに、「このプレーヤーのときこの要因打ち込むこと多いな」「獲得者にこのプレーヤーよく名前出てくるな」など知識の少ない私でも、感覚で分かるほどの傾向がありました。先輩方の作った集計の資料を見ると、言語化や数値化をしないと見えない、プレーヤーの僅かな癖があることがわかります。1つ1つのプレーを丁寧に分析し、その結果をプレーヤーと同じ視点で考えることができる、とてもやりがいのある仕事だと思います。

しかし現在のコロナ禍で、私は部活の練習に参加できていません。今回書くにあたり前回のえりなのNoteを読んだのですが、私の知らない分析班の姿を目の当たりにし、参加しているえりなでさえ不安があるのに、全く練習に参加していない私は足を引っ張るだけなのではないかと、かなり悩みました。
加えて特別大会の生配信で、MCの方が解説員として出ていた武蔵HCの長妻さんに分析班のことを聞いていて、本当に多方面から評価されているユニットなのだと実感しました。先輩方の築き上げてきたレベルを自分が落としてしまうのではないか、その時は不安しかありませんでした。

ですが最近、ビデオ分析をしていて楽しいと感じることが増えてきました。綺麗にディフェンスを抜いていたり、グラボで競り勝ったり、プレーを通じてプレーヤーのモチベーションや責任感が伝わってきます。私も行けていないからこそ出来ることがあるのではないかと思い、最近YouTubeにある特別大会の動画を見て、少しずつですが試合に慣れる努力をしています。

高い水準を求められる分、自分の時間の確保ができなかったり、苦労もたくさんあると思いますが、振り返った時必ず自分の糧になるような4年間を過ごせる環境だと思います。学生王者という目標達成に貢献できるよう精一杯、前向きに尽力していきます。

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