分析班との関わり MF編

こんばんは!武蔵大学AS班です。

6回に分けてポジションリーダーに聞いた分析班との関わりについて載せております!
第2回となる今回はMF編です!

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MFリーダー 狩集洸哉

まず初めに、ラクロスというスポーツは再現性が高いスポーツだと感じています。

再現性が高いという事は「課題を見つけ、改善する」これを繰り返す事でプレーに再現性が生まれ、何となくの得点、何となくの失点が無くなり、意図的なプレーが出来るようになっていくと思います。

その課題を見つけるために選手たちの傾向や数値を分析して提示してくれるのが分析班です。

特に数値は絶対的なものです。
例えばグラボに寄れて拾うことができた、ショットをたくさん決めることが出来た。と思っていても、分析班の出してくれる実値でグラボ獲得率が低かったり、ショットの決定率が低かったりしたらこの2点は「上手く行ったと思い込んでいる」だけという事です。


分析班がいない反省は自分達の主観に基づいた反省が出がちになってしまいます。
客観的に見てくれる分析班の存在によって、

「点がいっぱい取れた」で終わらずに

→「たくさん点は取れたけど、決定率を上げればもっと点が取れる」

「決定率を上げるために必要なことは何か」

「相手の弱点はどこなのか、どういうオフェンスが効果的なのか」

など質の高い反省が出るようになります。


自分たちだけでは気づけない視点から見てくれる分析班のおかげで、深いところまで突き詰めて練習をすることが出来ます。


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MFリーダー 浅野智幸

MFというポジションは他のポジションとは異なりオフェンス、ディフェンスの両方を行いMFのパフォーマンスが試合の勝敗に大きく関るというチームの要となるポジションとも言えます。

その中でも私はポジションリーダーとして練習や試合の反省で出た課題を改善を主導していかなければなりません。
しかしオフェンス、ディフェンス両方を為さなければならないというポジションの性質から必然的に課題もそれだけ多くなってしまいます。

しかしながら全ての課題に対して同時に取り組むということは現実的に難しい場合もあります。

その時に必要なのが分析班の力です。

分析班から明確な数値として目標値が設定されていることで目標値と実数値とどれくらいの乖離があるのかが明らかになります。
特にショットの創出率や母数、成功率には注目しており、毎回の練習、試合後に「得点が特定の人に偏ってないか」や「得点できていないプレイヤーに関してどの様な能力が必要か」などの個人的なフィードバックまでを出してもらえるのでセットオフェンスの理想像である6人全員が得点の脅威を持つことができるようになるためMFとしてのまず何が1番の課題なのかを明確にすることができます。


このように課題が多い中でも何がいちばんの課題なのかと明確にする事で、課題の優先順位を確認でき優先度の高い課題から取り組むことで効率的なチームの強化が可能になっていると実感しています。


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最後に、、、
😔これから分析班を立ち上げたいけど何をすればいいのかわからない!
😫いまいち影響力が出ない!
😖プレーヤーの数値に対する関心が上がらない!
などなどのお悩みを抱えている大学さん!
質問や教えてほしい情報などありましたら、コメントやライングループで募集しておりますので是非お声をお寄せください! 

次回の投稿は 5/15「分析班との関わり FO編」です!
投稿が増えてきましたので、コンテンツ毎の目次を作成致しました。
こちらも是非ご覧ください☺️

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