見出し画像

死んだ後、周りの人から、あなたはどんな人だったと言われたい?

先日、突然の訃報が入りました。
友人であり、ペット業界の偉人のお一人が亡くなられました。
このコロナ化の一報で、葬儀に立ち会うことが叶わず、
業界の方々、仲間たちがSNSで彼を偲ぶ長文のメッセージや写真が
アップされ続けている様に、
彼の存在の大きさを感じずにはいられません。
心からご冥福をお祈りいたします。

私が関わるきっかけを持てたのは、2年前の経営塾でのアシスタントの時。
アシスタント3年目で、グループのアシスタントパートナーに
なったのがきっかけです。
彼へのイメージは
みんなから愛される、少年のようなおかしなおじさん」笑
(これは多分みんな抱いているイメージじゃないかしら・・・)

具体的に私が持っているイメージを話すとこんな人。

思ったことをすぐ口にすることができ、
相手のいいところを見つけてくれる才能の持ち主。
声のトーンは軽やかに。明るく。声が高い。リズムよく。
心で感じたままに全身で表現してくれる。

時には本人の気づかない部分をポジティブに指摘して、
自分の経験を惜しみなく誰にでも親身になって渡してあげる優しさは、
思いやりと安心感が感じられ、いつの間にか仲良くなってしまっている。笑
大きな包含力と、ユニークで剽軽な仕草、ピュアさ
どんな仕草も笑わせてくれるような犬そのもの
と言ってもいい?かもしれない。苦笑

そして、確固とした自論と自分の世界観を持っていて、
めちゃくちゃ自然に、全く違和感や抵抗感がなく浸透していく。
確認していないので天然なのかどうかわからないけれど、
相手のために全力で話そうという姿勢を保ちつつも
実は筋道を立てて戦略的に導いていると私は感じていて、
今まで培ってきた自身の苦労と経験や学びがあるからこそ、
そこにきらりと光るものや温かさを感じていました。

本当におかしなおじさんです。(再度ごめんね)笑
初めはパートナーになるのが実は、大丈夫なのかな?と思っていましたが、
知らなかった一面が見られたり、尊敬するような素敵な部分があり、
話していくうちに、心から
「パートナーになれて本当によかった♪」と
最後の講座でお互いにお互いを褒め合っていました。
特に私がすごいなと思ったことは「承認力

ここからはコーチングのお話になってしまうのだけれど、
本人に伝えずに逝ってしまったので、ここに書き残すことにしてみよう。
アシスタントをしていて感じたのは、抜群の承認力があること。

承認には種類がいくつかあって、
「存在承認」「変化承認」「成果承認」と区別をするとこんな感じ。

・存在承認...その人「そのもの」の存在に対して承認を与えること。

・変化承認...行動や、行動の変化をよく観察して見逃さず、もしかしたら本人さえも気づいていない行動を指摘すること。人が目標達成を目指す上で、現状どこにいるかをフィードバックする方法。

・成果承認...何か成果を出した際に「目標を達成したね」「最後までやり遂げたね」と達成したことを認める承認。

どの承認をよく使っていますか?
私は以前の職場でよく使っていたものは、
成果承認変化承認。
よくできた結果に対してを認める。
変化承認はトライしてきたことに対して失敗したとしても認める。
こんな感じだったと思います。

何が正しくて何が間違っているかということではないのですが、
どの相手に対しても、存在自体を承認することは、
少なかったように感じています。
彼は、これが天然でできるから、素晴らしい✨
「モノやコト」ばかりを評価するのではなく、「ヒト」として認める。
彼の素晴らしい人間力の一つがここにあるのではないかなと感じます。

って話すとどんな反応をするだろう?笑

私自身を必要として、人として認めてくれている人がいる
目の前の世界が安心して明るく広がりだす。
この経験を通じて、
承認する」ことは「力を与えること」ではないでしょうか。

本日4月7日は、私の誕生日でもあるのだけれど、
この世に産まれたお祝いと共に、
死んだ時のことを考えるきっかけをくれたことに
ありがとうと感謝の気持ちでいます。

歳を重ねる事にイメージが変わってくるし、
セルフイメージに振り回されない事も大事なこと
ではあるけれど、何か影響を残すという余韻も
大切なことではあるなと感じてます。

2回目の成人式祝いに✨笑

そして、魂になってまた新しく生まれ変わったら、
あの時はありがとうね😊と
お互いまた伝えあいましょうね!
また会う日まで♪
謙さん、バイバイ👋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?