絶望の一日

昨日日記を更新できませんでした。
理由としてとんでもなく波乱万丈な一日で
僕の精神はズタボロにされたからです。
・提出した履歴書において学歴の間違いがあった
・自宅で飼っている猫が脱走した

来年度入社する会社の採用試験を受けていた際に
履歴書の学歴欄で間違いを書いていたことをその日思い出しました。
僕は一年次今所属している学科とは別の学科に在籍しており
提出した会社ではその転学科した件を書かずに
1-4年次全て同じ学科にいたことになってしまっていました。
実は最終面接が6月の少し前にこの事実に気づいて
この報告をするとせっかく受かった一次面接が落ちてしまうかも
と思い報告をするのか悩んだのですが経歴詐称と思われるのも嫌でしたので
正直に報告したところ
「別に問題ないですよ、その件を最終面接で言っていただけたら」
と言われ安心したのだが
最終面接では凄く緊張をしていてその件を報告することを一切忘れていた。

その報告をしていなかったことを入社する一か月前に気づき。
この報告をすると経歴詐称でせっかくの納得内定が消えてしまうのではと
不安に襲われ報告をためらってしまいました。
提出した卒業証明書には最終的に卒業した学科しか書かれていないから
このまま黙っていてもばれないんじゃないかと思いつつも
もしこのことが将来ばれてとんでもないことになったらとぞっとして
その報告をメールで行うことに。
不安と焦燥を共に謝罪メールを書き送信。
送ったのは2時ほどだったので、定時の6時までには返ってくるかと考え
待機していました。
その待期期間はもしかしたら内定が消えるのではという不安に襲われ
ネットで同じような事例がないか探して現実逃避を行っていました。
結局定時を過ぎた7時ぐらいにメールが届き、
「最終学歴さえ合っていれば問題ないです。4月1日に会えることを楽しみにしています」
と連絡が来た。

本来であれば安心するはずのメールだが
このメールを受け取った際僕は別の不安に押しつぶされていた。

それは自宅で飼っている猫が脱走したことだ。
その日昼ごはんにチャーハンを作ったのだが、
料理した煙で部屋が臭くなったので換気として窓を開けておいた
僕はその窓を開けていたことをすっかり忘れてしまい
二階の自室ごろごろしていたら
庭から飼い猫の鳴き声が聞こえた。
庭から聞こえるはずがないと思ったら
その時一階の窓を開けっぱなしだったことを思い出し
下に駆け付けたら飼っている猫二匹が外に飛び出していた。
片方は僕が駆け付けると同時に家の中に飛び込んだが
もう片方は元々怯えやすい性格もあり颯爽と外に飛び出してしまった。
僕は一生懸命探すもどこにも見当たらず。
そのタイミングで弟が帰宅したので一緒に探してもらうことをお願いした。
3月でも夜になると寒く、そのような中近所の家の隙間、車の下を探した。
だけどどこにもいなくて
何で窓を開けっぱなしにしてしまったのだろう、何で今日チャーハンを作ってしまったのだろうと後悔ばかりが押し寄せて僕の心を絶望に染め上げた。
その時に履歴書の件の返信メールが来たのだが一切安心できなかった。
庭に戻ると脱走した猫がいた。
逃げないように弟と挟み撃ちで捕まえようとしたが僕の方に逃げた猫を捕まえることが出来ずそのまま道路に逃げてしまった。
僕はこのとき捕獲に失敗したから猫がパニックになりもう二度と帰ってこないのではと考え恐怖していた。
父親が帰ってきて一緒に探すもどこにも見当たらなかった。
一度諦めて家の中に入り、庭に餌を置いておびき寄せる作戦にしたのだが
一向に現れない。
その間に父親からご飯を食べるように言われたのだけど
不安と僕のせいでこうなった罪悪感から食欲が一切湧いてこなかった。
心が放心して虚ろなまま庭をずっと眺めていたけど現れない。
ネットで調べると猫は4時台に活発的に動くと書いてあったので
庭に繋がる窓を開けて部屋にご飯を置いておき、猫が入ってきたら
窓を閉めて捕獲する作戦を行うことにした。
一階のリビングに布団を敷いて窓を開けているため寒いけれど
我慢をして猫を待ち続けた。
布団に入り横になるもの不安からか一切眠る気になれず
現実逃避で脱走猫についての情報を知恵袋で探していた。
同じような境遇を見つけて自分も見つかるのではと思いたかったのだろう。
ひたすら知恵袋を見続けた。
そうしていると夜中の二時ぐらいになるとウトウトし始めて
意識が落ちようとしている時に部屋の中からご飯を食べる
カリカリっていう音が聞こえた。
布団から静かに起き上がると逃げた飼い猫が部屋に入りご飯を食べていた。
僕はいきなり近づいて猫がまた庭に逃げないように静かに様子を見ていたら
たまたま部屋の奥に向かったためすかさず窓を閉めて猫を捕獲した。
僕はこの時絶望から安心に変わったことから物凄く人生を生きているような
安堵に包まれた。
本当に安心した。
もし現実逃避の携帯を弄らないですぐに寝ていたら飼い猫が部屋に入り込んできたことに気づけなかった。
意識が朦朧としている時に運よく頭の中に咀嚼音が入ってきて認識できた。
本当に運が味方をしてくれた。
その翌日は物凄く雨が降ったためこの寒い中飼い猫がいたら間違いなく
凍死していたと思う。
僕のミスでこのような危ない事態を招いてしまったことを本当に反省している。
実は三月の中旬に友達と旅行に行く予定だったのですが
飼い猫が脱走しているときはその不安さから旅行を断ろうとしていました。
それほどに不安だったのです。
あと友達のラインに返信が出来なくなるほど不安でもあった。

このような一日で浴びる量ではない絶望を浴びてしまった
影響からか本当に何もできなかったのです。
実はまだ不安な要素が残っておりそれは
大学の単位をしっかり取れて卒業できるのか、という問題。
最近夜に不安に思い卒業要件を満たしているか何度も何度も確認するのですがそれでも不安が取れなくて心が辛いです。
単位の数には不安がないのですが
実は必修を取っていなかった、特殊な条件の単位を取っていなかった、
そのような単位があるのではという不安が僕を襲うのです。
勿論履修登録をする際にエラーがなかった+教務課から履修登録の連絡が
来なかったことから問題はないとは思うのですが
ほんの少し、0.0001%でもミスの可能性があるのではと思うと心が。
僕はメンタル本当に弱いんだな。
もう少しで単位発表されるからこれを乗り越えたら
もう何も不安になることはなく立派に社会人を迎えられます。
どうか、どうか単位が無事とれてますように。

以上が僕を絶望に落として苦しめられた一日でした。

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