底辺の暮らしは肉体と精神を貪り行動を起こせなくなる
底辺の暮らしは肉体と精神を貪り行動を起こせなくなる魔の暮らしだと思いました。
それが今回のタイトル。
僕は現在大学4年生で就活を何とか終えて1月の卒業論文発表に向けてひぃひぃ言いながら単位を落とさないために書いているところです。(死に物狂いで書いているわけではない)
この卒業論文の単位を取るだけでなく他に後2単位を取る必要があるため心配性で不安がり屋な僕は保険に保険を重ねて2単位授業を4つ取って安全に備えている。ここまでは今の状況説明。
本題に入っていきます。
僕の大学は家から遠く、原付で駅に行き電車で最寄り駅に着きそこから更に自転車に乗って大学に着くと果てしなく長い片道二時間の旅の末にたどり着くとてもとても疲れる登校を現在週3でやっているのだ。
今は週3でしかも今学期耐え抜いたらもう二度とこんな過酷な登校をしなくてもいい耐える期間が決まっているため耐えられているがもしコロナによって一年生の授業がオンラインではなく毎日登校だったら間違いなく退学して大学中退高卒の社会不適合者となっていったはずだ。(今度の機会に僕の人生における運の良さは話すつもり)
大学の授業が後二回となり年末の授業は明日で終わりという日が来た。
僕は過酷な通学をどうにかして負担を減らすことは出来ないだろうかと考えたところ連日で続いている日にネカフェで寝泊まりして学校に行けば登校負担を無くし楽になるんじゃねえかと考えついた。勿論このやり方は一回1700円かかるため何回も出来る方法ではないと分かっていたためここぞという時に使えるカードだと考えていた。
しかし怠惰な僕には珍しくその楽ちんカードを切ることなくちゃんと真面目に授業を受けて残すは後2回となったのだ。
だったら使ってもよくね?
ってことでネカフェに寝泊まりすることにしました。
いつも通り授業を受け4限の授業を終えると普段なら速攻で帰っているところまだ帰らず学校に残る。
ネカフェは滞在時間が長ければ長いほど料金が高くなってしまうためなるべく入る時間を遅くしたいのだ。そのため極力学校にいることにする。
図書館の閉館時間まで期日が近い卒業論文を終わらせるためにカタカタとパソコンに打ち込む(この時点では余裕で終わるだろってぐらいには進んでいた。実際に終わるのかは未来の僕が知る)
午後7時になると図書館が閉館になってしまうため早々と立ち去りお腹を満たすためにサイゼリヤに向かう。
外出た瞬間もう寒すぎて心が滅却された。
僕の生態情報として滅法寒さに弱いのだ。朝の気温が寒すぎると鬱になり何もできないほどに寒さを苦手としている。
寒い中なんとかたどり着いたが注文してご飯が届くまで時間は短く食べ終わってからこの寒さで11時まで耐えるのは不可能と判断し迷惑にならないであろう9時まで耐久をした。
そこからまた外に出たが寒すぎる寒すぎる。本当に寒いと何も行動も出来ないし考えることも出来ない。
ホームレスの人が生活を変えられない理由はこの部分にあるんじゃないかと思ったね。
そこから10時までやっているブックオフ、そして11時までやっているゲオ(この店は田舎過ぎてなにもなくてつまらないのに店をぶらぶらしてた)
コンビニで漫画を立ち読みと。
この時思ったのが今回の宿泊で浮いた通学時間意味のない時間つぶしの行動で消えているしそれ以上に寒さと歩き回っている肉体的疲労から
「むしろ損してね」と思いました。
ネカフェにたどり着いて中に入るととても暖かくやっと快適に過ごせると思ったが過ごした部屋のタイプはフラットな寝る場所に向いていないものだった。
僕はそのような中で深夜1時に寝て食パン無料のために朝6時に起きたのだが頭がぼーっとして冴えない。あんな寝る場所ではない劣悪環境で過ごしたのだから当然の結果だった。全身バキバキだし
大学には開門と同時に入り込み暖かい建物の中に滑り込むのだが特にすることがない。授業まで暇だから適当にスマホをいじる。空虚な時間。
お昼明けには満足な睡眠をとれなかった、スマホによる脳疲れ。そのような原因で何かを出来るほど頭が回らないで食堂のソファーで寝っ転がって仮眠をとってしまった。
今現在この文章を書いているがこの時点でも頭が回っていなくて朧気な状態で文章を書いているのが現在状況だ。
今回のネカフェ生活を過ごしてみて僕が言いたいのは
「最低限の生活水準が得られなかったら何もできず考えられずで変化を起こすことが出来ない」
この事実を今回学んだ。
ネカフェ暮らしをするとしたらお金を節約するために夏であれば暑い中、冬であれば寒い中時間を潰して夜に訪れる。その過程の中で肉体的疲労と精神的疲労、時間が失われている。そして満足な睡眠を得られない。
実際僕は過ごしてみて現在フラフラの虚ろで眠いし今から生産的なことを知ろと言われたらなんも出来ないだろう。
住居があるということは本当に幸せなことなんだと実感しました。(父親に感謝)
「満足に行動を起こせる環境を自分から用意してあげることが重要だと」
朝寒くて行動できないんだったら多少のお金を使ってでもエアコンをつけて寒さ対策を行う。
通勤時間が大変だったら住居を会社近くにして負担を減らす。(この例は会社が近くにある僕は対象ではないが)
腰痛が酷いのであれば腰痛対策をして椅子を買うと
つまり未来の自分に対しての先行投資を行うのだ。
この考え方は重要だ。
この経験から僕は肉体労働をやったり劣悪環境の場所で寝泊まりしたくない
と僕自身がやりたくないことが多く発見できた。
人は何かの経験を通してやりたくないことややりたいことを発見できる。
何もしない日々だと発見も何もない。
そんな人生になるのだ。
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