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【イベントレポート】Salesforce Architects Meetup Osaka#17(2024/5/30)


Salesforce Well-Architected - Reliable

Salesforce Well-Architected Framework の中から、Trustedのカテゴリにある Reliable を取り上げます。Reliable (信頼性の高いソリューション)は、Availability(可用性)、Performance(パフォーマンス)、Scalability(スケーラビリティ)で構成されます。
通読、関連LT・デモ、ディスカッション、で理解を深めましょう

コンテンツ紹介

Well-Architected Reliable 通読 (飯田)

まず初めにReliableパートに目を通しました。英語原文も相応長く、24分とされています。(実際にはもっとかかりそう)
今回は、各章・節ごとにサマリーを準備しました。(GPT-4o にも助けてもらいました)
読み込んでいくと、Well-Architectedはヘルプやナレッジのドキュメントを元にしながらも、機能の紹介だけではなく、拡張性の確保・将来的なリスクの回避が重視されているように感じました。
解説にあたっては、サクセスナビや、Salesforce Developer Japanに公開されている動画も参照させていただきました。

参考資料として紹介したコンテンツたち


LT/デモ Reliable - パフォーマンス - スループット - 非同期処理 (緒方さん)

推奨されるパターンの一つとして紹介されている非同期処理について、フローの非同期パスを使ったデモを交えて紹介していただきました。
デモのコンテンツは、フローから非同期で実行できること、外部サービスを定義することで、フロー(ローコード)からコールアウトできること、APIを提供する側は接続アプリケーション定義で認証を設定できること、など。
最初のセッションが座学で、一方的に聴くだけになってしまったので、デモはありがたかったです。


アンチパターンディスカッション (飯田)

最後のセッションは、リアルタイムアンケートツール Mentimeterを使って、みんなが参加できる形のものとしました。
Well-Architectedには、推奨されるパターン・アンチパターンが記載されているのですが、適用にあたってはその背景・理由、意図を理解しておくべきです。
ここではアンチパターンを取り上げ、みんなで思うことを共有する場としました。Mentimeterのログを共有していますのでご覧ください。雰囲気がわかっていただけるはずです。

  • 工夫した点・良かった点

    • 匿名・自由記述として意見を集めた点。発言のハードルを下げることができた

    • 皆さんの意見にVote(投票)を取り入れた。意見を出すのが難しい参加者でも、他の方の意見から示唆を得たり、自分で考えるきっかけとできた

    • 6セクション全てをディスカッションすることは、時間的にも難しい。投票で順番を決めることとした

    • 意見の記述、投票に惑わないように、練習の機会を設けた

  • 見直す余地のある点

    • アンチパターンをもとに意見出しを求めたが、複数のテーマが混在していて意見だししづらかったかもしれない

    • 例として、あらかじめいくつかの意見を主催者側で準備しておいても良かった。

    • 自分の意見に票が入らなかった時に、少し寂しい気持ちになってしまう

    • アンケートにデバイスや別ブラウザを使うことを事前周知できていなかった

MentimeterやKahootなど、インタラクティブに議論を進めるツールには可能性を感じます。これからも活用を模索していきたい。


まとめ

Wel-Architected には、3つの大分類、8つの中分類があります。今回のような進め方で型にできれば、他の分野の読み込みも進められそうです。

Salesforce Architects Meetup Osaka#17【Online開催】
登録者 45 / 参加者 34 / アンケート回収 16 / CS平均 4.8

次回予告

6月11日、12日にはSalesforce World Tour Tokyo が開催されます。
私たちSalesforce Architect Group からも、シアターやワークショップに登壇します。会場現地でもCommunity紹介などしています。ぜひ会場でお会いしましょう!


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