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「場立ち屋」1話の振り返りと2話にかけて

ノベラさんにて公開している、競馬と絡めた青春ラブコメ、「場立ち屋」

本日18時10分公開分にて、ようやく第一話が完結となります。1万7千字・・・まだ始まって少ししか時間が進んでいません。思っていたよりペースが、読めなかったかな。

脳内でシーンを切って後付け後付けでやっているため、プロットとかそういう細かいのはただただ邪魔になってしまう、良くないって分かってはいるんだけどねぇ。

閑話休題。

とりあえず一話の振り返り、振り返りましょう。

「11 9 10 スグカエレ」

今時ポケベルで着送信出来るんですかね、という疑問と同時に、後々のギミックのためにポケベル設定は意地でも入れたかったので入れました。

主人公、的井相馬は自らを男手一つで育ててくれた笠松の予想屋「的井」大和の危篤の報を受け取り、修行のために住み込んでいた新冠から笠松に飛び戻ってきます。

んで、2パート目3パート目辺りまでは、ヒロイン、多嘉良駿の性別を女性的に描いてたんですよね。これはあくまでミスリードを目的として意識して入れてて、そこから「男や。でも別に捕まるわきゃあらせん」に繋がるわけですね。

小柄童顔運動神経思考力バチクソスパダリな駿君と相馬君がどうなっていくかは二話、三話以降にご期待ください。

関係ないけどさ、相馬とかいう男、明らかに馬から馬っけ向けられてない?大丈夫?

そんなわけで、名前の出てきた四頭のファミリーホースについても語っておきましょうか。

祖母「アルソレーヌ」
チューリップ賞、桜花賞に優勝した歴としたG1葦毛馬。主人公が住み込んでいた山河牧場の稼ぎ頭にして礎です。繁殖としても、ブランチアールを産み、その他兄妹でも交流重賞勝利馬や繁殖として重賞馬の母になった馬などが居る、名血。設定的には、メ○ロ系のスタミナある欧州牝系に日曜のSみたいの子供ぐらいのスピード馬を当てた、00年代前半の繁殖をイメージしています。

母「ブランチアール」と三兄弟
中央2戦0勝、地方14戦1勝、山河夫妻が請け負った鹿毛の繁殖牝馬です。
兄妹の成績や繁殖成績と言ったアルソレーヌの血統背景から、地方系種牡馬に当てた「ブランチアールの21」こと「トッピングアール」が当歳映えしなかったこともあり22年は少し高めの輸入米系種馬にあてて産まれたのが「ブレッドアール」で日本系の芝も砂も行ける三冠馬と配合し、十分な期待の元で産まれたのが後の「カサマツヒーロー」です。

トッピングアール(作品内で牡の4歳)
笠松所属○4年の東海ダービー馬。という設定。いや、厳しいやろってのは分かってるんです!そこはロマン!1話での活躍は、何といっても、主人公の予想を裏切っての一着。

カサマツヒーロー(牡2)
衝撃の出遅れ、衝撃の暴走、衝撃のレコード、衝撃の放馬をやらかした。円らな瞳や上唇を震わせるところなど、アルソレーヌから引き継いだところが大い。毛並みは青鹿毛。幼い頃から臆病だったものの、それは中央馬主に購入されて入厩した育成牧場での生活で起きた事件でより顕著となった。

2話はカサマツヒーローが中心となるお話の予定です。

ちなみに、彼が中央にそのまま行っていた場合の馬名は「イフユーワナミー」だったとか。

架空馬なのになんぼでも語れるな・・・いや逆だ、架空やからなんぼでも語れるんすね。とりあえず、今んところお話内で出た設定とかはこんな感じです。

無論、あらすじに書いてある通り、一つの輝き「カサマツヒーロー/イフユーワナミー」の描く未来は、きっと、何かが起きます。まぁ、その前に色々と起きるけど、そこに至るまでが長いし、まずは彼と相馬が再会する第二話をお楽しみに。第二話はその他、熱血カサマツライブのお話なども収録する予定です。二話を一気に書き上げるのは厳しいかなーとも思ってますね。

そんなこんなで、ひとまずの展望はこんなところです。

場立ち屋第一話「予想屋、やります!」お付き合いいただき、真にありがとうございました。

ヘッダー画像?他意は無いよ。笠松行ったときに偶然再び相まみえた彼です。

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