「いっとうにかけろ(旧題:場立ち屋)」2話の振り返り

無事、5万字を越えまして賞レースのレギュレーションに対応できたので2話を振り返りたいと思います。

場立ち屋からいっとうにかけろにタイトル変更をしたのは、当初計画から脱輪して一気に離れていったためです。
「いっとうにかけろ」のタイトルは「一等・一頭」と「駆ける・賭ける・懸ける」とかけてます。

いっとうにかけろのphaseは3つに分かれていて、

1話「灼熱のカサマツ!」は相馬の独り立ち、大人になろうとする彼のキャラ登場的な回でした。
2話「向き合い続けろ」は相馬の成長、苦悩、駿との関係整理的な回でした。
3話「夢への蹄跡・目指せケンタッキーの頂へ」は父との別れを乗り越えた相馬が豆助(イフユーワナミー/カサマツヒーロー)と共に、ヒロイン多嘉良駿の夢であるケンタッキーの頂に共に歩む回となります。


さてさて、そんな2話。

最初のパートで駿がアメリカのジョッキークラブから見習いでやってみないか、という誘いを受けたことを明かし、レースを想起するところから始まります。
更に、競馬記者でもある駿が厩舎でカサマツヒーローの興奮状態を抑えたりするところから、俄かに、彼はカサマツヒーローでケンタッキーを制していきたいという、最初はレースを見て得た感動の衝動が強固になっていく。
そんな彼と相馬の間では僅かな歪みが発生。
駿は、自らの恋のライバルとしてカサマツヒーローこと「豆助」に憧れを感じ、更に、自ら手綱を取りたいというもう一つの感情で情緒になってくるんですね。

いや、どういう状況やねん。

その後は父との関係を整理していく相馬君を描きながら、第三話に繋いでいく。

そんな二話でしたね。

第2パートのJBCクラシック想起回の三年前駿くん、めちゃくちゃ普通に暴言吐いてるけど、多分ジョッキーカメラをつけていたと思うと笑ってしまう。時間軸的には今年の秋ですからね。えぇ。え、あと数か月しかないやんけ。

ちょうど今頃の時期に、相馬君と豆助君のお別れも近づいてたんですねぇ。

そんなわけで既に色々更新してますが、第三話はアメリカ遠征編となります。

あ、賞レースの規定文字数まで行ったので更新頻度は週一に戻ります。

次回更新は来週の金曜日。よしなに。

そのほかの作品を短編で上げるかも。気力と妄想できれば。頑張ります。

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