「残響散調」−琵琶と笛と舞と太鼓と−
2024年10月3日(木)
出演
大熊ワタル(シカラムータ) cl 他
与之乃 biwa
木村由 dance
香村かをり Korean perc
時間 開場7:00pm 開演7:30pm
料金 2000円(1ドリンク別)
場所ムリウイ
予約 hyangproject2@gmail.com
●大熊ワタル(クラリネット他)
80年代、東京の地下音楽シーンで活動開始。
当初シンセサイザー等を担当するが、20代半ばでチンドン屋に入門し街頭でクラリネット修行。
90年代、クラリネット奏者として自己のグループ・シカラムータを始動。祝祭的で超ジャンル的な音楽性は国内外で話題となる。
近年はジンタらムータで日本独自のクレズマーバンドとして海外公演多数。
さらに演劇、映画、著作など領域を超え出没中。
●与之乃 Biwa
東京都出身。大学在学中に都内ライブハウスでギター弾き語りを始めたのち、DNAに衝撃を受けて3ピースのベースレス・パンクバンドを結成。小さい頃から気になっていた「日本の音楽」に興味が押さえられず、鶴田流薩摩琵琶の岩佐鶴丈に師事を仰ぐ。現在は薩摩琵琶の古典演奏と併行して、ジャンルを超えて国内外ミュージシャンと琵琶による即興演奏も行っている。Jazz Trumpeter田村夏樹とのデュオmotsureで「邂逅」「eclectic」をリリースのほか、JAZZARTせんがわJohn Zorn's Cobra 仙川作戦アニバーサリー部隊参加など。
●木村由 dance
幼少の頃、団地の集会場でモダンダンスと会い、踊りの世界に足を踏み入れて以来、踊りと共に過ごしている。
中條富美子に約20年モダンダンスを師事。NYで活躍しているエイコ&コマに影響を受ける。
1992年神奈川県現代舞踊協会奨励賞受賞。数々のモダンダンス作品に出演する傍ら、自らの踊りを求め作品を作り始める。
「ダンスパフォーマンス蟲」主宰。ちゃぶ台の上で踊る「ちゃぶ台ダンス」を継続。
美術家や音楽家とのコラボレーションも多数展開。現在は、即興ダンサーとして、その場の空間を見出つつ、独自の踊りを模索中。
コロナ禍で、劇場や稽古場が閉鎖された時にはマンションの屋上で毎週末、朝日と共に踊っていたのを切っ掛けに、2021年ペルーのアートフェス「El Atre del Sol」にオンライン参加等。
●香村かをり Korean percussion
10代で大熊ワタル氏に出会いドラマーとして吉祥寺マイナー等の地下音楽シーンで活動。自身のバンド「子供劇場」やソロ活動として「天国注射の昼」参加、G.I.S.M.の初代ドラマーも務める。1986年韓国伝統打楽器グループ「サムルノリ」に衝撃を受け88年韓国へ渡り漢陽大音大國樂科にて打楽器と理論を学ぶ。2019年韓国フリージャズのトランペッター崔善培(チェソンベ)氏を日本に招聘、大友良英氏や梅津和時氏らとフリーで共演したことを契機に即興演奏を開始、現在、伝統の枠を超え、ジャズ、ロック、日本や他の民族音楽、ダンス、舞踏などさまざまなアーティストと即興演奏を試み、オーストラリア、ニュージーランド、韓国公演も行う。
Kazumoto Endo(Noise)とのDuo"IN THE CAVE""Volum 2",崔善培"My Old Frined"、廣瀬寛(tuba)との"Diastrophism Dance" 他のアルバムを発表。