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バウル歌舞いの会 vol.11

2022年11月18日(金)

出演
パロミタ友美
(エクタラ一絃琴、ドタラ四絃琴、ドゥギ鼓、グングル鈴)

時間 開場6:30pm 開演7:00pm

料金 2500円(1ドリンク別)
場所 ムリウイ

予約 tomomi.paromita@gmail.com

WEB https://tenziku.com/tomomiparomita/

バウルとは、インド東部に伝わる行の伝統で、その表現が歌舞いの形をとります。
ひとりで、うたを唄い、楽器を演奏し、足に結いた鈴を鳴らして、歌い舞います。

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よろこびの中にいなさい、
とバウルは言います。
幸せでいてね、
と訳することもできるかもしれません。

バウルは「心の人」、
真我と呼ばれるもの、
捉えることのできない鳥
を求めますが

その過程には
行があり、規律があり、稽古があります。
そのすべてが歌舞いに反映されてくる。

献身の内に
求める己がいつの間にか
観えている
そして誰もの中に愛する神を見るから
誰にでもオープンで、真摯である。
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ここ数ヶ月、以前にもまして「私が持っているもので生きていく(つまり、収入を得る)」ことに、生きる責任として腐心してきました。
すると、逆説的に聞こえるかもしれませんが、捧げるという意味が、以前よりもずっと、実践として分かってきた、ような気がしています。
本当に意義深いもの、少なくともそう世界に堂々と胸を張れるものを提示していくほか無くなったから。
過程ではよほど混乱して辛いこともあり、今なお過程も過程の道半ばではあるわけですが、確信を深めていく方の過程に、足を踏み入れつつあるように感じられています。
なぜそうした経験のすべてが、歌舞いにまた昇華されていくのかも。
バウルは元々、歌うではなく唄を「言う」と言ってきた人々です。私自身、歌おうとするのではなく、語ることなのだと、時を経るごとに強く、実感しています。
その基盤に立って、音楽をする。舞をする。
今回もベンガル語のバウルのうたと、自分の言葉で語る日本語のうた、両方を歌い舞います。
お立ち会いいただけると嬉しいです。