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夏夢〜オソにまつわる幻想譚

2021年7月31日(土)

『夏夢〜オソにまつわる幻想譚』
珊月花 夏の陣

出演
珊月花:
Sango/ベリーダンス
月弧/笛、鈴、真琴、語り
花ヲ/ホーメイ、ちぢん、カリンバ、映像

時間 開場6:00pm 開演6:30pm
料金 3000円(1ドリンク別)
場所 ムリウイ
飲食 ドリンクのみ
予約 sango369@gmail.com

珊月花 HP
https://tamahimekagura.wixsite.com/kosuge

[第一部]
獺祭詩篇/正岡子規と夏を歩く

[第二部]
遅ノ井編/善福寺弁財天を想う

オラヤと言えばアラヤと答える獺祭魚=カワウソは、古くはオソ、アイヌではesaman=シャーマンšamanと同義のパワーアニマル。捕らえた魚を岸に並べ天に供物を捧げる祭祀をするように見えるところから、オソは古代から神秘的な力を持つとされていました。そんなオソの生態に詩や文をつくる時多くの資料を広げちらす事をイメージした、明治の日本文学に革命を起こした天才俳人・正岡子規が、自らを獺祭書屋主人と号し、それが、日本酒・獺祭の命名の元にもなっています。創作和風歌舞音曲集団『珊月花』結成ゆかりの地であり、神田川の水源である善福寺池の遅の井(オソの井戸)で、いまだに水を沸かせて弁財天を潤しているそんなパワーアニマルと、オソの姿に自分を投影した正岡子規を、夏をキーワードに結びながら、小さな動物の魂にも神秘を探した日本人の心根に触れてみませんか。

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